カシミールカレーは辛すぎ？上野「デリー」のおすすめメニューを激辛苦手な筆者が食べた結果

上野のカレー専門店「デリー」で、ランチにカシミールカレーを。

デリーは1956年創業の老舗カレー専門店。
創業店舗の上野を含め都内に3店舗あります。

別のランチの機会にデリーの前を通った時にはお店の壁に沿うように行列が。
これはオープン前から並ばないとダメだと思い、オープン時刻の11時50分までの到着を目標に湯島へ向かいました。
千代田線で霞ケ関駅から湯島駅まで。
2番出口から地上へ。

春日通りを御徒町方面へ歩き、道を挟んでちょうど甘味処みつばち反対側あたりにデリーがありました。
カウンター席が8席と2人掛けテーブル席が3組、1人掛けテーブル席が1組だけの小さなお店です。
陽気なインドのダンスミュージックが流れていました。
この日の最後のカウンター席へ。
私が入店した直後に満席になりました。

参考にしたレッツエンジョイ東京のおでかけ記事で紹介されていたカシミールカレーは、デリーの代名詞と言われる人気のカレー。
メニュー表にあった★★★★★ Strong Hotの辛さ表記にビビりました。
順番に注文が聞かれる中、前のお客さんがカシミールカレーを注文。
午後は仕事にならないかもしれないけど笑、勢い任せでカシミールカレーをお願いしました。

周りのお客さんのカレー提供が進むにつれ話し声が少なくなっていき、私のところにカシミールカレーがやってきた頃には無言で皿にスプーンが当たる音だけが響いていました。
まるでスパゲッティ専門店「ジャポネ」で感じた、お客さん総戦闘態勢。
私も食べ切るまでスマホをポケットにしまって戦闘モードに切り替えました。

↑記事冒頭と同じ動画です。

カシミールカレーのルーは黒くてサラサラしています。
ルーの中にはゴロゴロの鶏もも肉3個とジャガイモが1個。
お皿にはライスだけのシンプルなカレーセットです。
ルーをかけてライスの4分1ずつかけて食べるを4セット繰り返す作戦で食べ始めることにしました。

最初の一口目。
からっ！
辛いものが得意ではない私にとって一番辛いものを口にしたかな。
ただこの辛さ、さーっと口中に広がっていき爽やかさに置き換わっていくタイプでした。
麻婆豆腐のようにシビレが後に残りません。

食べ進めるにつれ旨味すら感じる余裕が出てきました。
ルーが残らないようにするためには汁だくの牛丼のようにたっぷりルーをかけないといけませんでした。
チキンとジャガイモでインターバルをはかりつつ何とか完食。
最後にぐいっとお冷を飲み干して席を立ちました。

何だろう、この食べ切った後の達成感。
一口目から顔面汗ダラダラでしたが、引いた後は爽快感に満たされました。
先にカシミールカレーを注文したお客さんが席を立ち、入れ替わるように座ったお客さんもカシミールカレーを注文。
ライス少なめをお願いしていました。
今回居合わせたカシミールカレーの戦友は2名。
2人とも女性でした。