
とうとう始まりました。かながわPayの還元キャンペーン。
神奈川県内のかながわPay加盟店で、「かながわPay」アプリを使って支払うと、買い物金額の最大20%がポイント還元されるキャンペーンです。

これからそのかながわPayについて、実際に利用した体験談を元に書きまとめていきますが、神奈川県内で買い物をする機会が頻繁にある人にとっては、利用しない理由が思い当たらないくらいお得な内容です。
こちらのブログ記事を通して、かながわPayの利用方法や注意点はもちろん、こうしたキャンペーンとの向き合い方について新しい気付きを与えられたら嬉しいです。
かながわPayとは?
かながわPayはいつから?いつまで?
ポイント還元キャンペーンは2021年10月25日(月)からスタートしました。

決済でポイントが還元される期間は2022年1月31日(月)利用分まで。
還元されたポイントを利用できる期間は2022年2月28日(月)までとなります。
キャンペーンタイトルに「総額70億円」とあるため、ポイント還元額が総額70億円分に達した時点で終わってしまう可能性があるんじゃないかと思います。
期限に関係なく早めの利用をおすすめします。
かながわPayのメリット
キャンペーン期間中に10%~20%のポイント還元が得られる
中小企業及び小規模事業者の店舗あれば最大20%、フランチャイズ店等は10%のポイント還元が得られます。
他スマホ決済サービスの大型還元キャンペーンに匹敵するような還元率です。
誰でも使える
前記通り、神奈川に住んでなくても神奈川が職場ではなくても誰でも使えるようです。
ちょっとした用事でも、この還元キャンペーン利用目的であっても、神奈川県内のかながわPay加盟店で買い物してくれるのであれば誰でもどうぞという太っ腹キャンペーンです。
かながわPayを使えるお店
かながわPayを使える加盟店は、「かながわPay」アプリ上から探すことができます。
- カテゴリーからさがす
- 近くのお店からさがす
- キーワードからさがす
- マップからさがす

かなり見付けやすいです。
例えば「近くのお店からさがす」を選択してみるとこのようにズラリ。意外にもコンビニエンスストアをはじめ大手チェーンでも使えるんですね(地元応援券と汎用性が大違い)


ココカラファインでは使えないようですが、同じドラッグストアでトモズで使えるのはありがたい。クーポン併用で、オムツを買いだめしたくなりました。
武蔵小杉駅周辺の「マップでさがす」でも、かながわPay加盟店を示すピンがあらゆるところに立っています。


私はかながわPayを使えるお店を都度検索して利用することをあまりおすしめしません。
アプリ上で探す手間、移動時間等を考えると時間単価に合わないと考えるからです。
かながわPay加盟店かどうか関係無く「利用する予定だったお店が、偶然、加盟店だったらかながわPayを使おう」くらいのスタンスが程よい距離感ではないでしょうか。
代表的なお店(カテゴリ別)
どんなお店でかながわPayが使えるのか。
具体的に利用シーンをイメージいただけるよう、代表的なお店を紹介します。
あくまで「かながわPayに加盟する支店がある」という基準で、私が独断と偏見で選んだチェーン店例です。
神奈川県内にあるチェーン店すべてが、かながわPay加盟店ではない可能性がありますので、その点は留意いただいた上でご覧ください。
- トモズ
- ウエルシア
- フレッシュネスバーガー
- 大戸屋
- かっぱ寿司
- 牛角
- 温野菜
- つかだ食堂
- スーツセレクト
- AOKI
- ABCMART
- Zoff
- JINS
- アカチャンホンポ
- PLAZA
- ノジマ
- セブンイレブン
- ミニストップ
- デイリーヤマザキ
- ローソン
- クリスピークリームドーナツ
- ホテル精養軒
- HOTEL THE KNOT YOKOHAMA
- 横浜ロイヤルパークホテル
- ニューオータニイン横浜プレミアム
かながわPayの利用方法
利用方法は実に簡単です。
PayPayや楽天Payといったスマホ決済と同じで、ざっくり言うと
- アプリをダウンロード
- 利用登録
- アプリで店舗にある専用のQRコードを読み取り
- 金額入力&ポイント利用設定
- 決済事業者(支払い方法)選択
- 決済完了画面の提示
という流れです。
事前準備編(支払い前)
「かながわPay」アプリをダウンロード

他のスマホ決済サービスを利用する時と同じように、iPhone利用者はApp Store、Androidスマホ利用者はGoogle Playからダウンロードします。
上記各アプリストアで「かながわPay」で検索するとヒットします。
「かながわPay」アプリ上で利用者情報を登録

まずはトップ画面右下の「アカウント」から利用者情報を新規登録します。

- 電話番号
- SMS認証(認証コード)
- パスワードの設定
- パスワードの再入力
新規登録が完了すると次はアカウント情報の登録へと進みます。

- 名前(ニックネーム可)
- メールアドレス
- 性別
- 年代
- 郵便番号(ハイフン無し)
- 神奈川県との関係性(通勤/通学/居住/観光/その他)
アカウント情報はパスワード再発行等に利用するんでしょうね。
最後の「神奈川県との関係性」で「その他」って何なんだろう?と思ってしまいました。
居住でなくても利用できる店が珍しい。
今回の還元キャンペーン目当てでも構わないから、神奈川県と何らかの理由で訪れる機会がある人には幅広く使って欲しいんでしょう。

d払いの自動ログイン設定(d払いを利用したい人のみ)
d払いを利用したい場合は、事前に自動ログインまで済ませておくと支払い時の手間を省けます。

d払いは支払い時に0.5%(200円で1ポイント)のdポイントが還元されます。
d払いの支払い方法にdカードやVISA LINE Payクレジットカード、楽天カードを設定すると、それらクレジットカードのポイント還元も得られるため、かながわPayを含めてポイントの三重取りも可能。
支払い方法の選択肢として持っておいて良いと思います。


少しマニアックな情報ですが、かながわPayのd払い自動ログイン設定の中で、支払いに利用するクレジットカードを選択する画面において、3Dセキュアに対応した6gramを登録することができます。
通常、d払いアプリ上からは6gramを登録できないんですけどね。
一度、かながわPay経由で6gramを登録すると、d払いアプリ上でも6gramを選べちゃいます笑
これで0.5%のdポイント還元が上乗せ。
6gramの残高消化に困っていた人にとってはちょっとした良い話ではないでしょうか。
支払い編
偶然、外食でかながわPayのポイント還元キャンペーン対象店舗に行く機会がありましたので、その時の感想と合わせて支払いの流れを説明します。


初めて利用する際には、事前に「かながわPay」アプリを立ち上げておくと会計時に慌てないでしょう。
会計時に、店員さんに「かながわPayで」と、かながわPayで支払いたい旨を伝えます。
「かながわPay」アプリ画面の中央下にある「支払う」ボタンをタップ。
レジに置いてある、または、店員さんから提示されるポップ上のQRコードを読み取ります。

店員さんから伝えられた金額を自分で入力し支払おうとすると、決済方法選択画面へ移ります。

ここからは決済方法次第で操作が変わるんだと思います。
私の場合、自動ログイン設定しておいた「d払い」を利用したためスムーズでした。
ちなみに先に「楽天ペイ」を試してみましたが、「アプリがインストールされていません」というエラーが表示されて使えませんでした(2021年10月26日時点)
店員さんが「楽天ペイは申請中らしく、まだ使えないんですよー」と優しく教えてくれました。

あとはPayPayの支払いの流れと同じです。
店員さんに支払い画面を見せて終わり。
無事に支払いが完了します。

即時に「かながわPay」アプリ上の「確定予定ポイント」に支払額10%分が計上されていました。
この段階ではまだポイントは利用できず、8日程度経過後に、左側の「ご利用可能ポイント」にポイントが移り、利用できる見込みです。

後日、トップ画面右側の「獲得予定ポイント」から左側の「ご利用可能ポイント」へポイントが移っていることを確認しました。

「ポイント付与履歴」をタップすると、累計付与ポイントと獲得履歴一覧を確認できました。


バールデルソーレで食事をしたのが10月26日。
ポイント付与されたのが11月2日ですので、付与まで7日間要した計算になります。
「決済から8日程度」の付与予告通りですね。
ポイント利用時は、かながわPayのQRコード読み込み後に表示される支払い金額入力画面でポイント利用法を選択します。

ポイント利用分を差し引いて決済事業者のアプリに請求されます。
あとはポイント未使用時と同様に支払いを進めるだけです。

操作方法は楽天ペイでのポイント利用設定と似ていると思いました。
私は常に「すべてのポイントを利用」を選択し、ポイントを都度使い切っていくつもりです。
かながわPay利用の注意点(デメリット)
「かながわPay」アプリ単体では使えない

「かながわPay」アプリに加えて、対応決済事業者のアプリがスマホにダウンロードされている(利用可能な状態になっている)必要があります。

私はau PAY、d払い、楽天ペイをスマホにダウンロードしています。
メインで使用するのは楽天ペイで、利用できない場合はd払いにするつもりです。
これでかながわPay加盟店をおおよそカバーできる見込みです。
普段から利用されている決済事業者を選んでいただければ概ね問題無いと思います。
- 楽天ペイ:期間限定ポイントや楽天キャッシュの消化
- d払い:6gram残高消化(200円につき1ポイントのdポイント獲得も)
お店によっては還元率10%
かながわPay加盟店すべてで最大20%がポイント還元されるわけではありません。
先に書いた通り、中小企業及び小規模事業者の店舗あれば20%、フランチャイズ店等は10%です。
キャンペーン期間内のポイント付与上限は10,000ポイントと決まっていて、還元率に関係無く付与されたポイントによってこの枠を消化していきます。
5万分の買い物×20%還元の最大効率で1万ポイント獲得を目指したい場合は、還元率10%のお店では敢えてかながわPayを使わない選択肢もアリかもしれませんね。

私は還元率に関係無く、かながわPay加盟店利用時にかながわPayを利用していくつもりです。
かながわPay利用が目的化すると真の節約にはならないと考えるからです。
あくまで普段通りの買い物で使える機会があればというスタンスです。
かながわPay加盟店でないと還元されたポイントを使えない
かながわPayでいくらポイント還元を得られたとしても、そのポイントを使わないと意味がありません(お得になりません)
付与されるポイントは、かながわPayでの支払い時のみ利用できる独自ポイント。
ポイント還元を得られた後、再び、かながわPay加盟店で買い物をしてポイントを利用しなければいけません(購入時と同じ店舗でなければいけないわけではなく、かながわPay加盟店であればどこでもOK)

かながわPay加盟店を利用することがあれば積極的にポイントを使っていこうと考えています。
ポイント有効期限が2022年2月いっぱい
ポイント利用の猶予期間は、ポイント還元キャンペーン終了後1ヶ月間だけです。
キャンペーン期間ぎりぎり2022年1月31日のかながわPay利用分は、2月8日あたりからポイント利用可能に。
残り1ヶ月を切ることになります。
神奈川県に住んでいたり、職場だったりしたら問題なさそうなんですけどね。
そうではない人はわざわざ神奈川県のかながわPay加盟店へ再訪する必要があるため、交通費や時間単価を考えるとお得にならない場合も。

私は早期に付与上限の10,000ポイントを獲得し切って早期に使い切るつもりでいます。
他のスマホ決済キャンペーンがお得な場合がある
ポイント還元やキャッシュバックが20%を上回る支払い方法がある場合は、そちらを優先した方が良いでしょう。
例えば「超PayPay祭」や「たぬきの恩返し」、クレジットカード新規発行時のキャッシュバックキャンペーン等が該当します。
一方、「楽天ペイ」がよく実施しているような抽選式の還元キャンペーンとどちらを利用しようか迷った場合は、確実にポイント還元されるかながわPayの本キャンペーンを利用すると良いでしょう。

その時々で最もお得な支払い方法を選択します。
かながわPayの10%~20%のポイント還元を上回る機会は早々無いと思うので、加盟店での支払いはかながわPayになるかと思います。
かながわPay加盟店以外でお得に買い物する方法
最後に、かながわPay加盟店以外で私が利用しているキャッシュレス決済をご紹介します。
先に断っておくと、さすがに10%~20%ポイント還元というインパクトはありません。
※1ポイント5円相当のアイテムと交換した場合
貯まるポイントは永久不滅ポイント。
その名の通り、かながわPayで貯めるポイントと違って有効期限が無い、永久不滅のポイントです。
Amazonギフト券に交換できるほか、2.5%に還元率が下がってしまうもののクレジットカード支払いにも使うことができます。

私は楽天市場でまとめ買いしています。
Amazonは利用しないため、永久不滅ポイントは毎月のクレジットカード支払いに充ててしっかり使い切っています。
楽天カードやTカードPrime→Kyash Card→TOYOTA Walletといったチャージリレーで還元率を高める方法はありますが、
- チャージするのが面倒
- ルートを塞がれる改悪を気にするのが嫌
- 年1回以上の利用で年会費無料
- 最短5分で発行されるデジタルカード
- プラスチックカードはナンバーレス

かながわPayのポイント還元キャンペーン終了後は、QUICPayをメインの決済方法として使っていく予定です。
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