
2021年3月16日、LINE Payは、2021年5月からのサービス改定を発表しました。
改定内容はざっくり下記の通りです。

- VISA LINE Payクレジットカードのポイント還元率変更
- LINEポイントクラブのマイランク制度終了
- チャージ&ペイの還元率変更
- LINE Pay特典クーポンの獲得枚数の変更
LINE Pay、あなたも改悪するのね。。
Kyashに始まり、楽天ゴールドカード、楽天ペイ、楽天カード、、決済系のサービス改定(改悪)が続きます。
3%ポイント還元の大盤振る舞いVISA LINE Payクレジットカードにも改悪の時がやってきました。
私にとっては一部は分かってたけど、、残りは想定外でした。

今回のサービス改定(改悪)を受けて、楽天経済圏とLINE経済圏を併用して倹約生活を送っている筆者シラタキはどう考えてどう向き合おうとしているのかをお伝えしたいと思います。
一連のLINE Payのサービス改定(改悪)を受けて、代替クレジットカードを検討している人に何かしら気付きを与えられたら嬉しいです。
LINE Payクレジットカードの還元率改定は予告通り

まずは、2021年3月現在も3%ポイント還元が続いているLINE Payクレジットカードから。
3%のポイント還元が2021年4月までということは当初から発表されていましたね。
改悪と言えば改悪ですが、直近の他社サービスにおける改悪とは少し性質が違うかなと思います。
カードショッピングのポイント還元率が2021年5月から一律2%へ
LINEクレカの基本還元率は1%とのことで、引き続き還元率2倍のキャンペーンの恩恵があります。
2021年5月からは2%になるんじゃないかということは想像できていました。
(過去の執筆記事でも2%になることを予想して書いてました)
また、ポイント還元対象の見直しも無さそうです。
公共料金や税金が引き続きポイント還元の対象で嬉しい人も多いのではないでしょうか。
予告なく変更や終了があるかもしれないという但し書きがあるものの、2022年4月までのもう一年、2%はポイント還元されるという発表には安心感があります。
チャージ&ペイの還元率変更はサプライズ

マイランクの廃止って予告されてましたっけ?私にとっては寝耳に水でした。

LINEポイントクラブのマイランク制度終了に伴い、
チャージ&ペイのポイント還元率が、2021年5月からマイランクに関係なく一律0.5%へ
チャージ&ペイは、LINE Payへ残高チャージすることなく、VISA LINE Payクレジットカードを支払い方法に登録すると、LINE Payでの支払いが可能になるサービスです。

VISA LINE Payクレジットカードのクレジット決済が一律で3%ポイント還元だったので、LINE Payでチャージ&ペイをLINEクレカユーザーで使ったことが無い人の方が多かもしれないですね。
私も正直1度も使ったことがありません。

私は、VISA LINE Payクレジットカードの3%ポイント還元が終了する2021年5月以降、こちらのLINE Payのチャージ&ペイをメインの決済方法にすることを考えていました。
今回廃止されることが発表されたLINEポイントクラブのマイランク「プラチナ」なら、3%ポイント還元を2021年5月以降も継続できるからです。あわよくばずっと。。
儚くもその未来予想図「3%ポイント還元リレー」を果たすことなく崩れ去りました。

他の高還元率の決済方法がある中、0.5%ポイント還元のチャージ&ペイを絶対に使いません笑
LINE PayはVISA LINE Payクレジットカードで貯まったLINEポイントの使い切り手段になりそうです、、と結ぼうとしたら、LINEポイントをPayPayボーナスへ交換可能になったという情報が入ってきました。

これはもう、LINE Payは一切使わず、LINEポイントをPayPayボーナスへ交換しかないと思いました。
- 交換レート:等価(LINEポイント「1ポイント」につきPayPayボーナス「1円分」)
- 最小交換ポイント数:LINEポイント25ポイント
都内をおでかけしているとPayPayしか使えないお店によく遭遇するので、LINE Payよりも遥かに想定される利用シーンが多いからです(LINE Payしか使えないお店にはまだ遭遇したことが無いような。。)

尚、LINEポイントクラブでは、LINEポイントからPayPayボーナスへの交換で、最大25%分を増量して交換できるキャンペーンが2021年3月31日(水)までの期間限定で開催されます。
付与上限が期間中に500円分なので、LINEポイント2,000ポイントを交換したら上限に達します。

私も早速、LINEポイントからPayPayボーナスへ交換しました。
キャンペーンによる増量分が付与されるのは2021年4月下旬以降の予定とのことで、忘れた頃に500円分のPayPayボーナスが増えてることに気付きそうです。

特典クーポンの獲得可能枚数変更は空気

LINE Pay特典クーポンの獲得可能枚数が「制限なし」に。
これまではLINEポイントクラブのマイランクに応じた枚数をダウンロードして利用することができました。
マイランク「プラチナ」だと10枚。

こちらの特典クーポン、
- クーポン利用はLINE Payでの支払い時に限られる
- 割引率が微妙
ということで、私は一度もお世話になったことがありません。
大概の場合、「LINEクーポン」などの支払い方法を問わないクーポンを使って、VISA LINE Payクレジットカードを紐付けたd払いや、ポイント還元キャンペーン開催中の他QRコード決済で支払った方がお得なんですよね(他の自社サービスが汎用性に優れていて、特典クーポンの存在価値が薄れてしまうという悲しい運命)

誰もが利用回数無制限でクーポンを使えることは、今回のサービス改定の中で唯一の「改善」でしょうが、、それだけ恩恵が分散されてしまう訳で、クーポン内容の改善には期待できないでしょう。
どこぞやのニュースアプリや他のQRコード決済サービスが提供しているような、ライトなクーポンが増えるんじゃないかと思います。
私は、おそらく今後も特典クーポンを使わないでしょうね。
LINEクレカの代替クレジットカードは必要?

ここまで今回発表されたLINE Payの3つのサービス改定を振り返りました。
総合評価すると、多くのLINEクレカユーザーにとってきっと「改悪」ですね。
私は、特に、VISA LINE Payクレジットカード→チャージ&ペイの「夢の3%ポイント還元リレー」が組めなくなったことがショックでした。
コメントで「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード」のQUICPay利用で、2021年以降も3%ポイント還元になるとの情報をいただきました。
これなら夢の3%ポイント還元リレーのタスキを渡せますね。
まさとさん、情報のご提供ありがとうございました!
さて、今回のLINE Pay改悪を受けて、VISA LINE Payクレジットカードの代替として他社のクレジットカードへ乗り換えるべきか。
もともと乗り換えるつもりはありませんでしたが、QUICPay利用時に3%ポイント還元になる「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード」を試してみることにしました。

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードで貯まるのは、永久不滅ポイント。
ポイント交換先のマイルやAmazonを利用していないので、使い勝手の相性が良くないなぁと思ってこれまで敬遠していました。
Amazonギフト券に交換するよりも若干還元率が目減りしますが、楽天カードのように「ポイントdeお買物」サービスを利用して、口座から引き落とされる支払額に充当しようと考えています。
また、たぬきの大恩返しを機会にau PAYを使ってPontaポイントを貯め始めたので、永久不滅ポイントをPontaポイントに交換して、au PAYが使えるお店で使い切るのも一案だと思います。

永久不滅ポイントを1,600ポイントもらえる新規入会キャンペーンの条件が、カード発行月の翌々月末までに50,000円以上の利用とのことなので、2021年5月に入ってからカードを発行しました。
一方、QUICPayを使えない支払いシーンにおいては、引き続きVISA LINE Payクレジットカードを利用しようと思います。
VISA LINE Payクレジットカードの2%ポイント還元が、2022年4月までは続きそうだからです。
おそらく多くのLINEクレカユーザーが同じ理由で同じ判断をしそうな気がします。
ポイント還元率が減ったとは言え「2%」も大きいですよね。
2021年5月以降は、
- QUICPayを使えるお店:セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード⇒3%ポイント還元
- d払いを使えるお店
- Kyash残高消化前:Kyash Cardを紐付けたd払い⇒2.7%ポイント還元 ※1
- Kyash残高消化後:VISA LINE Payクレジットカードを紐付けたd払い⇒2.5%ポイント還元
- クレジットカードを使えるお店
- 楽天市場:楽天カード⇒3%ポイント還元
- Kyash残高消化前:Kyash Card⇒2.2%ポイント還元 ※1
- Kyash残高消化後:VISA LINE Payクレジットカード⇒2%ポイント還元
- PayPayを使えるお店
- Kyash残高消化前:Kyash Cardを紐付けたPayPay⇒2.2%ポイント還元 ※1
- Kyash残高消化後:VISA LINE Payクレジットカードを紐付けたPayPay⇒2%ポイント還元
- PASMOを使えるお店と電車移動:PASMO⇒2%ポイント還元(端数切捨て無し)※2
※1 Kyash残高(楽天市場で2万円以上買い物をした月に楽天カードからチャージしたポイント還元2%確定分)が残っているので、同時並行でKyashの0.2%チビチビポイント還元加算でサッパリ使い切る予定。
※2「TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO」×「電車とバスで貯まるTOKYU POINT」×「TOKYU ROYAL CLUB」の特典でPASMOオートチャージが2%ポイント還元に。
を支払い方法のベースにしつつ、キャンペーンでお得になるその時々で手持ちの決済方法で支払うスタイルにしています。
マイランクが無くなったことで、LINEポイントをガンガン貯める必要性が無くなりました。
今後、イレギュラーで、新たに楽天市場で2万円買い物した月に、楽天カードからのリンク(自動入金)したKyash Cardを使うかもしれません。
これで2.2%ポイント還元ですが、手間が合わないと思ったら止めます。
上記で紹介した、セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードの公式サイトでは、
- セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードのメリットのおさらい
- 最短5分で発行できるナンバーレスデジタルカードの情報確認
- 現在開催中の新規入会特典
を確認することができます。

実際に発行してみて本当に5分で済みました。
これからは使用感を今後レポートしていきたいと思います。
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードの今後に注目していきましょう!
改悪が目立つ昨今のポイ活事情ですが、節約するための手段はクレジットカード選びだけではありません。
今、最もドラスティックに生活費を見直すチャンスがあるのはスマホ代ではないでしょうか。
倹約生活を送っているシラタキ家では、夫婦揃って楽天モバイルへ乗り換えました。

「1年間無料」のキャンペーンは2021年4月7日に終わってしまいましたが、新料金プラン
- 1GBまでは0円(無料)
- 1GB〜3GBは1,078円
- 3GB〜20GBは2,178円
- 20GB超は3,278円(使い放題)
は、楽天回線エリアが生活圏の多くの人にとってスマホ代節約に繋がるでしょう。

シラタキ家は、自宅が楽天回線エリアではありませんが快適に使えています。夫婦ともに「1年間無料」キャンペーンに乗っかることができたため、2021年は2020年に比べて、スマホ代を10万円t近く節約できる見込みです。
- 自宅や職場が楽天回線エリアか
- 手持ちのスマホが楽天モバイルで使えるか
- 現在開催中の申し込みキャンペーン
を確認ができます。
クレジットカード選びでチリツモの節約も大切ですが、スマホ代のような大きな支出の部分で、今お得なサービスに臨機応変に乗っかることも、効率的な節約法ではないでしょうか。
節約できたお金を、さらなる節約や資産形成に繋がることに使えたら。
楽天証券は、今の生活で節約しつつ、将来のための資産形成に繋がる積立投資が可能です。
- 楽天スーパーポイントで投資ができる
- 500円のポイント投資で楽天市場の買い物がお得なるSPU+1%
- 楽天カードで投資信託の積立ができる(月5万円の積立で毎月500ポイント)


シラタキ家も、楽天証券で楽天カードを使って積立投資をしています。
夫婦2人合計で毎月1,000ポイント、年間で12,000ポイントをもらいながら、将来に備えることができています。
- 楽天証券のメリットのおさらい
- 現在開催中の口座開設キャンペーンの確認
ができます。口座開設は無料です。
コメント
https://www.saisoncard.co.jp/amex/pearl-cs/
セゾンアメックスのQUICPay払い限定で3%還元がありますので、QUICPayが使えるお店は圧倒的にPASMOやd払いより多いのではないかと思いますので、こちらにまとめたほうが楽なんじゃないかと思いました
まさとさん、貴重な情報のご提供ありがとうございます!
おっしゃる通り、QUICPayが使えるお店ならセゾンアメックスの3%還元が良いですね!
永久不滅ポイントの使い勝手を気にしていましたが、これを機会に2021年5月から私も利用してみたいと思いました。