
楽天には「楽天PointClub」の会員ランク制度があります。
最上位ランクのダイヤモンド会員に始まり、今回クローズアップする「プラチナ会員」「ゴールド会員」と続きます。

会員ランクは、過去6ヶ月間における楽天ポイントの
- ポイント獲得数
- ポイント獲得回数
で決まります。
プラチナ会員やゴールド会員はというと、楽天経済圏へ移行し始めて多くの人が数ヶ月間経験するダイヤモンド会員までの通過点。
最上位ランクのダイヤモンド会員ばかり注目されますが、プラチナ会員やゴールド会員だって、お得になることがあるんです。
ダイヤモンド会員を2年間キープし続けた実体験からぶっちゃけると、会員ランク制度に関係なく楽天経済圏のサービスはもともとお得で、プラチナ会員やゴールド会員とのランク差によるものは微々たるものと感じています。
ダイヤモンド会員は目指すものではなく、楽天経済圏へ移行する中で自然となっているもの
それくらいの距離感が程良いと思っています。
ダイヤモンド会員を目指さないとと焦る必要はありません。
会員ランク制度に踊らされて無駄な買い物をしてしまわないよう、ご自身のペースでダイヤモンド会員までの階段を上っていきましょう。

こちらのブログ記事では、「プラチナ会員」「ゴールド会員」の両会員について、条件やメリットを整理してお伝えします。
会員ランクがアップすることで得られるメリットは、年一回もらえる「お誕生日ポイント」だけではありません。
- 毎月18日の楽天市場の買い物がお得になる
- SPUのポイント獲得上限が引き上がる
- 会員ランク限定のクーポンをもらえる
- 優待セールや優先販売の情報をもらえる
といった特典があります。
これらを含め「プラチナ会員」「ゴールド会員」の会員ランク毎に見ていきましょう。
楽天ダイヤモンド会員のメリットや一年間キープする方法については別のブログ記事をご覧ください。
楽天プラチナ会員とは
ダイヤモンド会員に次ぐ会員ランクです。
プラチナ会員からダイヤモンド会員にランクアップする各条件が、ゴールド会員からプラチナ会員へランクアップするのに比べて倍増するため、楽天経済圏への移行途中においてとどまる期間が長いランクになりやすいと思います。
楽天プラチナ会員の条件
過去6ヶ月間における楽天ポイントの
- ポイント獲得数:2,000ポイント
- ポイント獲得回数:15回以上
の到達が達成条件です。
1ヶ月に換算すると
- ポイント獲得数:334ポイント
- ポイント獲得回数:2.5回以上
楽天プラチナ会員の特典メリット
毎月18日「ご愛顧感謝デー」のポイント倍率が「3倍」にアップする

毎月18日に楽天市場で開催されているポイントアップイベント「ご愛顧感謝デー」
会員ランクによってポイントアップする倍率が変わります。
プラチナ会員の場合は「3倍」
つまり、ポイントアップイベントが開催されていない普段の買い物に比べ、2%お得に買い物ができることになります。
3倍(+2%)は別のポイントアップイベント「5と0のつく日」と同率。
そのため、敢えて18日を狙って買い物しなくてもと思うかもしれません。
「5と0のつく日」との違いは、ポイントを利用しても特典分のポイントが目減りしないこと。
当月内に有効期限を迎える期間限定ポイントの使い切りにおすすめです。
年1回「お誕生日ポイント」として「500ポイント」もらえる

会員情報で登録している誕生日情報をもとに、誕生月に楽天から会員ランクに応じたポイントがプレゼントされます。
楽天会員のメルマガ受信と、送られてきたメルマガでの受け取り手続きが条件。
プラチナ会員は500ポイントをもらうことができます。
ポイント種別は期間限定ポイントで、有効期限は当月内。
メルマガが送られてくるタイミングが月中旬なので、まさに先に紹介した毎月18日「ご愛顧感謝デー」できっちり使い切るのも良い方法だと思います。
楽天ゴールド会員とは
プラチナ会員の一歩手前の会員ランクです。
達成が容易なランクアップ条件のため、楽天利用初心者が止まりやすいランクという印象です。
楽天経済圏への移行を進めているのであれば、プラチナ会員に比べるとゴールド会員の期間は比較的短くて済むのではないでしょうか。
楽天ゴールド会員の条件
過去6ヶ月間における楽天ポイントの
- ポイント獲得数:700ポイント
- ポイント獲得回数:7回以上
の到達が達成条件です。
1ヶ月に換算すると
- ポイント獲得数:117ポイント
- ポイント獲得回数:1.2回以上
楽天ゴールド会員の特典メリット
毎月18日「ご愛顧感謝デー」のポイント倍率が「2倍」にアップする
2倍(+1%)は別のポイントアップイベント「5と0のつく日」に劣ります。
そのため、敢えて「ご愛顧感謝デー」を狙って買い物する必然性が、ダイヤモンド会員やプラチナ会員に比べて劣ります。
プラチナ会員と同様に、当月内に失効する期間限定ポイントが残っていて、消化先が見つからない時に利用してみるという期待値がちょうど良いと思います。
そんなポイント消化機会で、消化分にも特典ポイントが付いたらラッキーというスタンスです。
年1回「お誕生日ポイント」として「300ポイント」もらえる
プラチナ会員より200ポイント少ない300ポイント。
楽天経済圏へ移行してしまった後から振り返ると微々たる差に感じるはずですが、ゴールド会員時は200ポイント差が大きく感じるかもしれません。
もらえるものならもらっておこうスタンスで、プラチナ会員と同様、ご愛顧感謝デー等を活用してきっちり使い切りましょう。
ランクキープの確認方法
スマホ(アプリ)で確認する方法

- 「楽天PointClub」アプリを開く
- 右上の「ランク優待」をタップ
- 「会員ランクの仕組み」をタップ
- 少し画面をスクロールして「達成状況を確認」をタップ
PCで確認する方法

PCで確認する方法はもっと簡単です。
- 楽天市場のトップページを開く
ログインした状態だとページ上部にランクキープ条件達成状況が表示されます。
右側の「詳しく」をタップすると内容を拡大して確認することができます。
ランクアップするためのポイント獲得回数稼ぎ
ランクアップ対象のポイント獲得回数を稼ぐために、
- 遠くのお店やコンビニ等の割高なお店へわざわざ行く
- もっとお得になる支払い方法があるのに、敢えて楽天カードや楽天ペイを使用する
のは、時間単価を含めたトータルでの節約にならないこともあり得そうです。
私は、仕組みでポイント獲得回数を稼ぐ方法を提案したいと思います。
これはプラチナ会員やゴールド会員にとどまらず、ダイヤモンド会員キープにも繋がる方法です。
楽天銀行の口座を開設しメインバンクとして利用する
基本これだけでプラチナ会員とゴールド会員の達成条件を満たす満たすことになるんじゃないかと思います。

楽天銀行には「ハッピープログラム」という優遇プログラムがあります。
優遇内容には、
- ATM利用手数料の無料回数が増える
- 他行振込手数料の無料回数が増える
- 取引による楽天ポイント獲得倍率が増える
等です。
楽天会員ランクとは別の、楽天銀行の取引状況に応じたステージ制ですが、ここではステージ(ポイント獲得倍率)に関係なくポイントを獲得できることに着目します。
このハッピープログラムで得られるポイントがランクアップ対象なんです。

しかも、月単位でハッピープログラムでの獲得ポイントがまるっと1回で付与されるのではなく、所定の取引グループ単位。
楽天銀行をメインバンクにすると、月に安定的に取引が発生し、ランクアップ対象のポイト獲得回数が自然と貯まることになるはずです。
例えば、私の場合、下記取引が毎月のように発生し、ポイント獲得回数を稼ぐことができていました。
- 他行口座からの振込
- 楽天カードの口座振替(自動引落)
- その他の口座振替(自動引落)
- 楽天証券でのお取引
最後の「楽天証券でのお取引」のみ、楽天銀行とは別に楽天証券の口座開設と口座間連携が必要になってきますが、その他3つは楽天銀行のみの取引です。
これらで毎月3回。
楽天証券を含めると毎月4回でダイヤモンド会員キープまで残り1回というところまで達成条件を満たしてしまいます。

楽天銀行は、ランクアップ対象のポイント獲得回数稼ぎを抜きにしたとしても、ATM利用や他行振込を無料にしやすく、ネット銀行としても優秀です。

ハッピープログラムは、楽天銀行の口座を開設後に、エントリーで楽天会員の情報と楽天銀行の情報を連携させるだけ。
あとは普段の生活を送るだけの全自動ポイント獲得回数稼ぎです。
楽天経済圏のサービスを利用する
あとは楽天経済圏のサービスを利用する中でのチリツモです。
私のランクアップ対象のポイント獲得履歴を見ると、下記のような実績でした。
- 毎月
- 楽天カード
- 楽天でんき
- 2ヶ月~3ヶ月に1回
- 楽天市場(楽天ブックスや楽天Koboを含めた買い回り)
- 楽天ビューティ
- たまに
- 楽天ペイ(期間限定ポイントの使い切り)
- 楽天ポイントカード(楽天ポイントが貯まるお店で買い物した時)



楽天モバイルは、現在無料期間中のため、ポイントを獲得していません。
無料期間を終えると、楽天モバイルも毎月ポイント獲得回数を稼いでくれるでしょう。
ランクアップは楽天経済圏への移行が鍵
楽天経済圏へ移行すると、ポイント獲得回数のクリアが容易なのがお分かりいただけたかと思います。
最後に、仕組みでポイント獲得数を安定的に稼ぐ方法として、楽天証券を提案したいと思います。

楽天カードのクレジット決済上限、月5万円分の投資信託を積み立てると、毎月安定的に500ポイントのランクアップ対象のポイントを得ることができます。
月500ポイントと言うと、プラチナ会員とゴールド会員はクリア。
ダイヤモンド会員キープにも大きく貢献します。

当たり前ですが、楽天証券で投資信託を積み立てる目的は、SPUでもなくポイント獲得数でも無く、将来使うお金の不安を解消するための資産形成です。
老後や子供の進学に必要なお金を投資で備えようと考えています。
その中で、楽天カードのクレジット決済を利用したら、自然とランクアップに貢献してたという流れです。
- 楽天証券のメリットのおさらい
- 現在開催中の口座開設キャンペーンの確認
ができます。口座開設は無料です。
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