
2021年7月6日、Kyashは、サブスクリプションサービスにおいてKyash Cardによる決済が可能になったことを発表しました。

これまでKyash Cardで支払うことできなかったんですね。
私の場合、Kyash Cardの発行直後に一連のポイント還元改悪を受けて、サブスクリプションサービスへの支払いには、VISA LINE Payクレジットカードを使ってきました。
- 還元率:1%(100円につき1ポイント)→0.2%(500円につき1ポイント)
- 月間還元上限:1,200ポイント→500ポイント→100ポイント
- 2021年4月まで(終了):3%
- 2022年4月まで(現在):2%
そのため、Kyash Cardの利用は、街での買い物やTOYOTA Walletへのチャージに止めていました。
一連の改悪で、Kyash Cardへの熱が冷め、今回のリリースもスルーするつもりでしたが。。
「楽天カードの公共料金改悪の話なんて今更」
「もうとっくに楽天カードから乗り換えてしまったよー」
という声が聞こえてきそうですが、、今回のKyash Cardのサブスクリプションサービス決済対応は、楽天ポイントを貯めている楽天カードユーザーにとって、捉え方によって朗報かも?と思い、ブログ記事を書きまとめることにしました。
楽天カードが公共料金支払いのポイント還元率を改悪

楽天カードも改悪か。。
改悪が続いたのはKyashだけではありませんでした。
楽天経済圏のサービスも続々と改悪。
そのひとつに、2021年6月より適用された楽天カードの公共料金支払いへのポイント還元率引き下げがありました。
- 公共料金(電気/ガス/水道)
- 税金(国税/地方税/自動車税など)
- 国民年金保険料
- Yahoo!公金支払い

- 変更前:100円につき1ポイント
- 変更後:500円につき1ポイント
ポイント還元対象外とまではならないものの、還元率が1%から0.2%へ激減しました。
これら公共料金の支払いに楽天カードを利用していた人にとってはショックだったと思います。
他のクレジットカードへ支払い方法を乗り換えた人も少なくはないでしょう。
Kyashのサブスクリプションサービス決済対応で楽天カードユーザーのメリット爆誕?

そして、今回のKyash Cardのサブスクリプションサービス決済対応の一報。
Kyashのリリース文のタイトルには「サブスクリプションサービス」としか書かれていないため気付きにくいですが、公共料金や保険料も支払いも可能になりました。

これが、どう楽天カードユーザーに朗報なのかと言うと、、
- Kyash Cardの支払元として楽天カードをリンク設定
- Kyash Cardで公共料金や保険料を支払う
これで、Kyash Cardで公共料金や保険料を支払った際に、楽天カードの請求として引き落とされることになります。
Kyash Cardへの支払いは楽天カードの1%ポイント還元対象です。
これで、公共料金や保険料への支払いに実質1%の楽天ポイントが還元されることになります。
さらに続きます。
Kyash Cardへの支払いは「楽天市場で楽天カードをご利用の方 街でのご利用分がポイント2倍」の対象です。
楽天市場で2万円以上の楽天カードで買い物をした月にキャンペーンへエントリーすると、公共料金や保険料への支払いが実質2%ポイント還元になります。
楽天カード改悪前の還元率を逆転してしまいました。
公共料金や保険料、多くのサブスクリプションサービスは「楽天市場で楽天カードをご利用の方 街でのご利用分がポイント2倍」で対象外でしたからね。
こんな鮮やかな改悪を覆す逆転劇。
もう2~3ヶ月前に見たかったけど、これはKyashさん、楽天カードユーザーにとって良い仕事をやってくれたと言って良いのではないでしょうか。
Kyashでは公共料金や税金の支払いはポイント還元対象外
しかし、今回、決済可能になった取引対象のうち、公共料金や税金はポイント還元対象外。
リリースには書かずヘルプにだけに書いているところがKyashらしいです。
公共料金や税金の支払いはできるようにしたけどポイントはあげないよ、とのことです。

つまり、Kyash Cardに支払元として楽天カードをリンクさせて支払った場合、還元されるのは楽天カード分の1%のみとなります。
楽天カード
→Kyash Card:楽天ポイント1%還元※
→公共料金や税金:Kyashポイント還元無し
※楽天市場で2万円以上の楽天カードで買い物をした月にキャンペーンへエントリーすると2%還元(キャンペーンによる還元上限1,000ポイント/10万円の支払い分まで)
保険料については「Kyashポイント還元対象外となる取引」に書かれていません。
もしかしたらポイント還元対象なのかもしれませんね。
保険の中でも国民年金保険料は対象外の予感がしますが。。
ポイント還元対象をカバーするおすすめはセゾンパールアメックス

Kyash Cardの新規発行には900円がかかりますしね。
最後に、無料で発行できて、公共料金や保険料の支払いにおすすめするクレジットカードを紹介します。
1,000円の支払いにつき1ポイント(5円相当)の永久不滅ポイントが貯まります。
ポイント還元率0.5%と、還元率では上記で紹介した楽天カードを支払元としたKyash Cardでの決済に比べると半減してしまいます。
しかし、楽天カード単体の還元率よりは優秀で、かつ、ポイント還元対象の幅広さから、結果的にはポイントメリットを享受しやすいと考えます。

街での買い物でも優秀です。
QUICPay(クイックペイ)で支払うと3%還元。
VISA LINE Payクレジットカードが2021年4月から3%から2%還元になった今、チャージリレーをすることなく、シンプルに3%還元を受けることができる数少ないサービスとなりました。

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私もセゾンパールアメックスを発行しました。
申し込み後は本当に5分で発行されましたが、ウェブでの入力を含めるとトータルで10分くらいかかりました。
それでも思い立ったらすぐにクレカを発行できるなんて便利な世の中になりました。
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