
最近の楽天は改悪ばかり
そういう印象を持っている人は少なく無いはず。
特に楽天経済圏にどっぷりつかっている人は、2021年に続く2022年の改悪ラッシュにうんざりしているかもしれません。
こちらのブログ記事では、2021年と2022年の楽天経済圏の改悪内容をまとめるとともに、仮に楽天から切り換えるとしたらと仮定して、その乗り換え候補を提案したいと思います。
2022年の楽天経済圏改悪まとめ
執筆中ですφ(..)
2021年の楽天経済圏改悪まとめ
楽天ペイの改悪

トップバッターは楽天のキャッシュレス決済サービス「楽天ペイ」
お店でのQRコード決済はお馴染みかと思いますが、実はオンライン決済でも利用できます。
今回改悪対象となったのは、オンライン決済の方です。
改悪時期
2021年2月1日から
改悪内容
オンライン決済の利用獲得ポイントが
- 楽天カードでの支払い:100円利用につき2ポイント(2%ポイント還元)
- 楽天カード以外のクレジットカードでの支払い:100円利用につき1ポイント(1%ポイント還元)
- 楽天カードでの支払い:100円利用につき1ポイント(1%ポイント還元)
- 楽天カード以外のクレジットカードでの支払い:ポイント付与無し

乗り換え候補案
VISA LINE Payクレジットカード
2022年4月30日まで100円につき2ポイント(2%ポイント還元)


私はオンライン決済にもともとVISA LINE Payクレジットカードを利用していたため、楽天ペイから乗り換える必要はありませんでした。
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード
セゾンパールアメックスを支払元にしてQUICPayで支払うと、利用分の3%相当還元(1,000円につき30ポイント)

QUICPay利用分の3%相当還元は、2022年3月までのキャンペーンと思いきや、いつの間にか常時特典になっていたんですね。永久不滅ポイント維持のためにもこれからも保有します。
お買い物マラソンの改悪

楽天市場に出店する複数のショップで買い物をすると、還元されるポイントがアップしていくキャンペーンの「お買い物マラソン」
他のサービス改定と異なり、大々的に告知すること無く、こっそりと改悪していました。
ポイント還元の上限に達するまで買い回りをしていた人にとってはお得さが減る改悪です。
改悪時期
2021年2月から
改悪内容
キャンペーンによるポイント獲得上限が
- 変更前:1万ポイントまで
- 変更後:7,000ポイントまで

買い回りの最大数10店舗を買い回ると、改悪前は合計約11万円の買い物分までポイント還元対象になっていたのが、改悪後は合計約7万7,000円の買い物分まで引き下がった計算になります。
乗り換え候補案
楽天と並ぶ経済圏としてヤフー経済圏やau経済圏が候補として考えられます。
これらでお得に買い物するためには、携帯会社やクレジットカード等を乗り換え先の経済圏のものに切り替えることが大切になってきます。
- ECサイト:Yahoo!ショッピング
- ポイント:Tポイント
- 携帯会社:ワイモバイル
- クレジットカード:Yahoo!カード
- QRコード決済:PayPay
- オプション:Yahoo!プレミアム(ワイモバイル契約で無料)/Enjoyパック

- ECサイト:au PAYマーケット
- ポイント:Pontaポイント
- 携帯会社:UQ mobile
- 電気会社:UQでんき
- 銀行:au じぶん銀行
- クレジットカード:au PAYカード
- QRコード決済:au PAY
- オプション:auスマートパスプレミアム


シラタキ家は、楽天市場で、まとめ買いでも合計7万円に達することがほとんど無く、倹約生活を送る限り今後も無いだろうと考え、無影響と判断しました。
ヤフー経済圏もau経済圏も、楽天経済圏に比べると発展途上。
楽天経済圏を利用しつつも、これからの追い上げに期待したいと思います。
楽天ゴールドカードの改悪

改悪時期
2021年4月1日から
改悪内容
楽天ゴールドカードを使って楽天市場で買い物すると
- 変更前:ポイント+4倍
- 変更後:ポイント+2倍※楽天プレミアムカードは引き続きポイント+4倍

乗り換え候補案
- 楽天市場での買い物が年間55万円以上の場合:楽天プレミアムカード
- 楽天市場での買い物が年間55万円未満の場合:楽天カード
楽天市場に買い物を集約して年間55万円のお買い物をする見込みの人は、年会費11,000円よりも還元されるポイント量の方が上回るため、楽天プレミアムカードの発行が選択肢に入るかと思います。

私は楽天ゴールドカードを保有していました。
これまでの倹約生活を続けるとなると、まず、年間55万円も楽天市場で買い物することは無いため、通常の楽天カードへ切り替えました。
5と0のつく日の改悪

改悪時期
2021年4月5日から
改悪内容
楽天ゴールドカードを使って楽天市場で買い物すると
- 変更前:キャンペーン合計7倍
- 変更後:キャンペーン合計5倍※楽天プレミアムカードは引き続きキャンペーン合計7倍


乗り換え候補案
- 楽天市場での買い物が年間55万円以上の場合:楽天プレミアムカード
- 楽天市場での買い物が年間55万円未満の場合:楽天カード

私は、通常の楽天カードへ切り替えた後も、買い回り×5と0のつく日のタイミングでまとめ買いを続けたいと考えています。
楽天TVの改悪

楽天の動画配信サービス「楽天TV」においてもSPUの見直しがありました。
「SPU離脱」って、プロ選手が戦線離脱したみたいな表現ですね笑
改悪時期
2021年4月1日から
改悪内容
楽天TV「Rakuten パ・リーグ Special」加入・契約更新で
- 変更前:ポイント+1倍
- 変更後:SPU対象外

SPUのポイント倍数を維持するために、不要なサービスの利用、時間を含めた節約にならないサービスの利用はおすすめしません。

私はもともと楽天TVを利用していなかったため影響無しでしでした。
楽天ポイントせどりをやっている人にとってはコスパの良いSPUのひとつだったのではないでしょうか。
SPUのポイント最大倍数の改悪

改悪時期
1回目の改悪:2021年4月1日から
2回目の改悪:2021年11月1日から
改悪内容
楽天市場の買い物が
- 変更前:ポイント最大16倍
- 1回目の改悪後:ポイント最大15.5倍
- 2回目の改悪後:ポイント最大15倍


改悪後も8倍あたりを維持できる見込みです。
引き続き、SPUの条件達成が目的となって無駄なサービス利用や買い物をしないよう気を付けながら攻略したいと考えています。
楽天カードの改悪

改悪時期
2021年6月1日から
改悪内容
公共料金等の楽天カード利用獲得ポイントが
- 変更前:100円利用につき1ポイント (1%ポイント還元)
- 変更後:500円利用につき1ポイント(0.2%ポイント還元)

乗り換え候補案
VISA LINE Payクレジットカード
2022年4月30日まで100円につき2ポイント(2%ポイント還元)

私の公共料金支払いは、
- 電気(HTBエナジー):VISA LINE Payクレジットカード
- ガス(ENEOS都市ガス):楽天カード※1.5%還元
- 水道:Yahoo!公金支払い(VISA LINE Payクレジットカード)
でした。
そのため、楽天カードから乗り換える必要はありませんでした。
楽天でんきの改悪

改悪時期
2021年6月1日から
改悪内容
楽天でんきにご加入・利用で
- 変更前:ポイント+0.5倍
- 変更後:SPU対象外

乗り換え候補案
東急沿線に住んでいたら東急パワーサプライ
- 定期券割あり(2年間毎月110円引き)
- 東急ロイヤルクラブのメンバーステージアップに必要なカウントあり(1カウント)
3カウントでシルバーステージ
→PASMOオートチャージで2%ポイント還元

電気使用量が1人暮らし水準と、かなり少ないシラタキ家にとっては、楽天でんきが基本料金が無くてお得。
期間限定ポイントを電気代の支払いに使えることもあり、利用し続ける予定です。
おまけで毎月ランクアップ対象のポイントを獲得し、ダイヤモンド会員キープに貢献。
なぜ?楽天経済圏の改悪が続く理由
楽天からは、一連のサービス改定(改悪)に関する理由を含む言及は無いようです。
ネット上では改悪の理由のあらゆる憶測が飛び交っている訳ですが、、ひとつの有力意見は、楽天グループ全体の営業利益が悪化していることが挙げられるかと思います。

2020年4月に楽天は携帯キャリア事業へ参入。
これまで、楽天モバイル公式サイトで楽天回線エリアが拡大する様子を眺めていると基地局設置に、テレビを見ていると頻繁に流れるテレビCMに、多額の投資を続けているんじゃないかという想像ができます。
グループ全体でポイント還元を見直してもユーザー数減少への影響が小さそうなところから改定に手を付けているのでしょう。
2021年4月に楽天モバイルの一年間無料のキャンペーンが終了し、大手キャリア3社や格安SIM各社の新料金プランもスタートしていることから、これまでのような加速度的な契約者数増加は見込めないんじゃないかと予想します。
モバイル事業が軌道に乗る見通しが立たない限り、今後もサービス改定(改悪)は続きそうな予感がします。
改悪ばかりの楽天との向き合い方
これまでこのブログ記事でも「改悪」「改悪」と言葉を連呼してきましたが、そのほとんどが販促活動の「キャンペーン」です。
そもそもキャンペーンは新規顧客の獲得やリピーターの育成のために行う期間限定の取り組み。
終わりがあって当たり前です。
「特別にお得な期間が終わった」と受け止める方が前に進むことができるのでは無いでしょうか。
さて、一連の楽天改悪を受けて、私はどうしたかをお伝えすると、ベースは楽天経済圏のままを維持しました。
これだけ改悪ばかりでも、ヤフー経済圏やau経済圏よりも、楽天経済圏に節約メリットがあると考えているからです。
普段の買い物と同じく寄付額にもポイントが付く
- 普段の買い物と同じくSPU対象
- お買い物マラソンや楽天スーパーセール等の買い回りも対象

投資信託を楽天カードのクレジット決済で積立できる
- 毎月5万円の積立で毎月500ポイントもらえる
- ダイヤモンド会員キープにも繋がる

期間限定ポイントでスマホ代を支払える
- 期間限定ポイントをコンスタントに消化できる
- 獲得ポイントの無駄が発生しにくい

節約法に誰にも当てはまる正解は無く、その最適解は人それぞれだと思います。
ここまでのブログ記事でお伝えした乗り換え候補へ乗り換えを勧めている訳ではありません。
あくまで私が乗り換えるとしたらを想定して選択肢を提示しただけです。
公式サイト等を確認して納得した上での乗り換え検討をおすすめします。
改悪が続く楽天経済圏で今でもおすすめなサービス
節約成功の鍵は「お得なサービスはお得なうちに」だと考えています。
改悪を嘆いていても何ら状況は改善しません(Kyashの一時改悪見送りは、もしかしたらネットの反響を受けてのものだったかもしれませんが)
常に最もお得なサービスを探し求めて、コロコロと切り替えるのは、時間単価の観点を含めると得策ではないと思います。
しかし、70点~80点くらいの適度な節約を目指して、一年間くらいのスパンで見直しの機会を設け、今お得なサービスへ乗り換えること自体は賢い選択だと考えます。
その見直しタイミングが今回紹介したようなサービス改定かもしれません。
楽天のように複数サービスを展開している経済圏においては「どこかが改悪されていることは、(改悪されて圧縮された原資をもとに)どこかへ投資されていていてお得なのかも?」という視点で、他社のサービスと比較してみると良さそうです。
3ヶ月間無料の楽天モバイル
楽天モバイルは楽天回線エリア内であれば高速データ通信使い放題。
楽天回線エリア外でも、最大1Mbpsならデータ通信使い放題です。
楽天モバイルは、今、楽天経済圏の中でお得度の高いサービスです。
- 生活圏が楽天回線エリアかの確認
- 手持ちのスマホが楽天モバイルで使えるかの確認
- 現在開催中の申し込みキャンペーンの確認
ができます。

シラタキ家も夫婦揃って楽天モバイルへ乗り換えました。
昨年に比べて年間10万円のスマホ代節約になる見込みです。
投信積立でポイントがもらえる楽天証券
改悪とうまく付き合いつつ、楽天モバイルでスマホ代を節約できたら、将来のお金の不安解消のために積立投資を始めてみるのはいかがでしょう?
楽天証券は、
- 楽天ポイントでポイント投資ができる
- 月30,000円以上のポイント投資(投資信託)でSPU+0.5倍
- 楽天銀行とのマネーブリッジでハッピープログラムが適用され、取引に応じてランクアップ対象のポイントが貯まる
等、今の生活の節約をしながら資産形成を始められる仕組みが充実しています。
楽天証券公式サイトでは、- 楽天証券のメリットのおさらい
- 開催中の口座開設キャンペーンの確認
ができます。口座開設は無料です。

シラタキ家では、楽天証券に夫婦それぞれのNISA口座と、子供のジュニアNISA口座を開設。
楽天カードで毎月5万円分の投資信託積立を2人分、年間1万2,000ポイントを得ながら続けています。
コメント
私も楽天モバイル契約しています。
最近の楽天グループのサービス改悪はひどいと思います。
乗り換えようかなとも思います・・・
2022年も改悪の連続ですよね。
私も乗り換えを含めて検討中です。