
楽天カードで楽天証券につみたてNISAの積立ができるらしい
つみたてNISAの年間拠出額は40万円。
月に換算すると33,333円。

楽天カードで投信積立できる上限額は月5万円。
その差額は16,777円。
この残り16,777円をどうしよう?
そんな悩みを抱えている人もいるかもしれません。
こちらのブログ記事では、楽天カードによる投信積立サービスをおさえらいした上で、サービスを活用しつみたてNISAや一般NISAでの積立例を紹介したいと思います。
シラタキ家では、楽天証券が楽天カードでの投資信託積立サービスを開始以来、本サービスを活用し続けてきました。
その体験をもとに、向き合い方や考え方をブログ記事に書きまとめたいと思います。
楽天証券のカード決済(カード払い)とは?
投資信託積立の引き落とし方法として「楽天カードのクレジットカード決済」を選択できる、楽天証券独自のサービスです。
- 毎月1日の積立
- 毎月50,000円までが上限
- 毎月27日の支払い
- 積み立てる前の月の12日が積立申込締切
ショッピング利用分に加え、下記条件で楽天ポイント(ランクアップ対象の通常ポイント)が付与されます。
- 代行手数料が0.4%未満のファンド:0.2%
- 代行手数料が0.4%以上のファンド:1%
投資信託の積立だけ?スポット購入では使えない?
楽天カードでクレジット決済できるのは投資信託の積立だけです。
残念ながらスポット購入には利用できません。
クレジット決済とポイント投資は併用できる?
併用できます。
楽天カードのクレジット決済金額=積立金額の場合、ポイント投資で使用したポイント分がクレジット決済額から差し引かれます。
例えば、
- 5万円を投信積立
- 5万円全額を楽天カードのクレジット決済
- ポイント投資で100ポイント利用
の場合、楽天カードのクレジット決済は49,900円になります。
つみたてNISAでも可能?
可能です。
一般NISA、つみたてNISA等の口座種別に関係無く楽天カードでの投信積立は可能です。

楽天ゴールドカードや楽天プレミアムカードへの切り替えメリットは?
楽天カードの投信積立においては特別なメリットはありません。
通常の楽天カードと同じです。
そのため、楽天証券での何かしらプラスアルファの特典メリットを期待して、楽天ゴールドカードや楽天プレミアムカードへのアップグレードを検討するのは無駄になってしまいます。

個人的には、今後、楽天ゴールドカードや楽天プレミアムカードでの積立上限引き上げを期待したいです。
家族カードは使える?
証券口座の名義と異なる家族カードは使えません。
本人名義のクレジットカードのみです。
投信積立する家族それぞれで、本人名義の楽天カードを発行しましょう。

楽天カードと楽天銀行と楽天証券、どの順番で申し込むとお得?同時申し込みのメリットは?
開催中の申し込みキャンペーンの内容次第で変わってくると思いますが、基本的にはどの順番で申し込んでもお得さは変わらないと思います。
投信積立設定のことを考えると、楽天カードが先で楽天銀行と楽天証券は同時に口座開設するのが最も効率的ではないでしょうか。
楽天カード決済枠5万円とどう向き合うか
投信積立額を検討するにあたって、投資目的ありきと考えます。
とりあえず、つみたてNISAの上限月々33,333円またはクレジット決済の上限5万円を積み立てておくかという安易な考えのままでは、投資が長続きしないんじゃないかと思います。
暴落やライフスタイルの変化といった予期しない事態において止めてしまいそうな気がします。
きっかけが非課税枠やポイント目当てであったとしても
いつ頃必要になる何のお金を投資で準備しようとしているのか
積み立て始めた早期に整理しておきたいです。

ぶっちゃけ私も、積立投資を始めようと思った最初のきっかけは非課税枠とポイントでした。
例えば、20年後の老後までにいくら必要で、本当はもっと積み立てが必要で、かつ、積み立てることもできるけど、まずはつみたてNISAの非課税枠内で始めてみるか、クレジット決済枠内で始めてみるという選択はアリかなと思います。
前置きが長くなりましたが、楽天カード決済枠5万円をどう利用するか。
つみたてNISAの非課税枠内で積み立てる
楽天カード決済枠5万円に関係無く、つみたてNISAの非課税枠内で積み立てる選択肢です。
上限は月33,333円。
楽天カード決済枠の5万円を使い切らなければいけないわけではないため、ここは必要な積立額や入金力と相談して判断すると良いと考えます。
必然的に資産クラスは株式がメインになるかと思います。
債券やリートを組み込むにはバランスファンドに頼っちゃうことになりますからね。
暴落時に備えて現金も合わせて積み立てる(貯金する)ことをおすすめします。
つみたてNISAで余った差額を特定口座で積み立てる
つみたてNISAの非課税枠を使い切っても入金力がある場合です。
- つみたてNISAで月33,333円を積み立て
- 別途、特定口座で月16,777円を積み立て
口座種別が別々でも合計5万円までなら楽天カードのクレジット決済で積立可能です。
つみたてNISAで株式を積み立てるので、特定口座では債券やリートを積み立てると分散効果で資産が安定しやすいと思います。
つみたてNISAではなく一般NISAで積み立てる
つみたてNISAの非課税枠を超える入金力があるなら、一般NISAを利用するのも一手です。
一般NISAは年間120万円、月に換算すると10万円まで非課税枠内で積立可能です。
楽天カード決済枠5万円を丸々充てることができます。
- 一般NISAで月5万円を積み立て⇒全額楽天カードで決済
- 一般NISAで月10万円を積み立て⇒5万円を楽天カードで、残り5万円を口座引落で

さらに月10万円を超える入金力があるなら、NISA口座に加えて特定口座でも積み立てると良いと思います。
この場合も5万円の楽天カード決済枠をきっちり使い切った上で、残りを口座引落にすると良いでしょう。
NISA口座は株式を優先的に充て、特定口座は債券に充てるなど、口座種別に合わせて積み立てる資産クラスを調整すると非課税メリットが高まりそうです。
つみたてNISAも楽天証券のクレジットカード決済枠も、利用者へ平等に割り当てられた権利です。
うまく向き合って活用して、お金に不安の無い将来を築いていきたいですね。
楽天証券の口座開設や楽天カードの発行がまだなら、積立投資を考えたこの機会に開設と発行を進めてみてはいかがでしょうか。
楽天証券 は、楽天カードでの投信積立以外にも- 投資信託の取扱銘柄数が豊富
- ポイント投資で楽天市場の買い物がお得になる
- 投資信託の保有残高に応じてポイントが貯まる
といったメリットがあります。

シラタキ家では夫婦で口座を開設していて、それぞれ積立投資しています。

- ポイントで支払って節約できる
- 楽天市場の買い物がお得になる
- 様々なQRコード決済のチャージに使えポイントが貯まる
といったメリットがあります。

シラタキ家では夫婦で楽天カードを所持。
私はその時々でお得なキャッシュレス決済を使い分けていますが、妻は楽天カードに一本化。
満点はとれなくても平均点以上の支払い時節約に繋がると思います。
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