楽天証券&SBI証券がおすすめ?証券口座を複数を持つメリット

複数の証券口座を持つかどうか。
持ち家か賃貸か程ではありませんが「複数持った方が良い」「ひとつに絞った方が良い」といったそれぞれの主張がネット上で飛び交っています。

お互いの主張はざっくりこんな感じです。

複数口座開設派
  • それぞれの得意領域(商品やサービス)を活かせる
  • 片方のサービス改悪時のリスクヘッジになる
  • システム障害時の売買のリスクヘッジになる
  • サービスを比較できる(業界標準や優劣を知れる)
  • IPO(新規公開株)投資は数勝負
単一(複数口座不要)派
  • どういう投資をするかによるが一本で事足りる
  • 複数あると管理が煩雑になる(IDパスワードや損益通算)
  • 両特定口座の損益次第では余計に課税される
  • 複数口座開設をすすめるのはアフィリエイト広告のためじゃないの?

この記事に辿り着いた人も、どちらが良いのか判断に迷っているのではないでしょうか。

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ずばり複数口座を開設するのは「あり」

単一派の主張通り、どういう投資をしたいかがまずベースにあると考えます。
ポイントプレゼントなど、口座開設でもらえる一時的な特典を得るための複数口座開設はおすすめしません。

無理に1本にこだわらなくても、やりたい投資の実現のために必要と思うのであれば開設すれば良いじゃん。
資産の移管や売却が面倒かもしれませんが、不要になれば閉じれば良い。
ただし、無駄に開設し過ぎると管理が煩雑になって、思わぬ損失に繋がりやすくなることも、十分に予期できます。
主に取引するメイン口座は数を絞った方が良いんじゃないかというのが私の意見です。

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口座開設例:シラタキ家の場合

ここからは、私と家族(シラタキ家)が実践している投資を題材に、証券口座の開設例を紹介したいと思います。

投資目的やスタンス
  • お金の不安が無い生活を送りたい
  • 15年後〜30年後に訪れる老後や大学進学に備えたい
  • 労働と節約だけで実現できている今の生活水準以上の暮らしは求めていない
  • 投資に掛かる作業自体には時間をかけたくない
実践している投資法
  • 世界経済の成長を期待した国際分散投資
  • 長期投資
  • インデックス投資
  • 毎月一定額の積立投資
  • NISAやiDeCoの非課税制度活用

これらを実践するために開設した証券口座は1つです。
複数口座は不要と考えました。

口座を開設したのは 楽天証券です。
楽天証券に開設している口座
  • 特定口座
  • 一般NISA口座
  • ジュニアNISA口座
  • iDeCo口座

夫婦ともに楽天証券です。
加えて娘のジュニアNISA口座も開設しました。
春に生まれてくる子のジュニアNISAも開設予定です。

シラタキ家の積立投資(2021年)
  • 一般NISA:月々20万円(年間240万円)
  • ジュニアNISA:月々13万2千円(年間160万円)
  • iDeCo:月々2万4千円(年間28万8千円)

国際分散投資する上では楽天証券、SBI証券とで優劣を感じませんでした。
投資をやったことが無かった最初の頃は業界最大手のSBI証券だと間違い無さそうと口座開設を検討していました。
しかし、調べているうちに楽天証券でも遜色ない投資を実践できそうだと考えました。

  • 投資信託の銘柄ラインナップが豊富
  • 投資信託の買付手数料が無料

どうして楽天証券を選んだのか。
「楽天証券ならではのメリット」に着目しました。

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メインの証券口座は楽天証券

楽天証券の特長はポイントメリット。
投資目的からは少し外れてしまいますが、投資目的を果たせるのであれば、あとはもらえるものはもらっておきたいという考えです。

楽天証券での取引で得られる楽天ポイントは、他楽天経済圏のサービスや街の買い物でも使える汎用性が高いポイントです。
投資をしている中でポイントをもらえるなんて、ちょっとした配当気分です。
生活の足しになるというレベルではありませんが、ポイ活で工数をかけてせっせとポイント稼ぎするよりはよっぽど生産的だと思います。

楽天カードで投資信託を積立できる

クレジットカードで投資信託を積立できるって画期的だと思いました。
将来的には他社を含めた標準のサービスになるのかもしれませんが、現状は楽天証券が先行しています。

使用できるクレジットカードは楽天カードのみ。
クレジット決済額は月5万円までと上限があります。
この月5万円分が楽天ポイント0.2~1%(月100~500ポイント)として還元されます。
投資信託を積み立て続けるだけで、毎月安定的に100~500ポイント獲得。
私は楽天カードの支払いで、獲得したポイントをキッチリ使い切っています。

もちろん、一般NISAやつみたてNISAでの投資信託積立でも利用できます。
一般NISAなら月5万円の満額まで、つみたてNISAなら月3万3,333円まで、楽天カードで積立投資できます。
つみたてNISAの場合だと、クレジット決済可能額が1万6,667円残ってしまいます。
この残りを特定口座内で投資信託を積み立てている人もいるようです。

楽天市場での買い物がお得になる

楽天証券を含む楽天経済圏のサービスを使えば使う程、楽天市場での買い物がお得になる特典があります。
スーパーポイントアッププログラム「SPU」と呼ばれる特典です。

楽天証券のSPU達成条件は、

  1. 楽天ポイントコースの設定
  2. マネーブリッジの設定
  3. 当月合計30,000円以上のポイント投資(投資信託)で+0.5倍
  4. 当月合計30,000円以上のポイント投資(米国株式)で+0.5倍

楽天ポイントコースとマネーブリッジの設定の上、一度ポイント投資の設定をすれば後は放置です。

ポイント投資の内訳は、全額ポイントでも良いし、1ポイントと残り現金でもOK。
楽天証券の取引でポイントがコンスタントに貯まることもあり、比較的達成しやすいSPUです。

シラタキ
シラタキ

楽天経済圏のサービスを組み合わせることで、倹約生活の中でも毎年10万ポイントの楽天ポイントをコンスタントに獲得しています。
そしてキッチリ使い切っています。

日経テレコンを読める

文章だけですが、日経新聞を購読しなくても投資に関わる経済ニュースを読むことができます。
普段、新聞なんて読まないんですけどね。
これが使ってみると意外に便利。

投資を続けていると経済トピックスに敏感になります。
そんな欲求を満たしてくれるのが日経テレコン。
気になった時にスマホでサッと調べられます。

私は毎日、テレビ東京のワールドビジネスサテライト(WBS)を視聴しています。
番組で得られた経済ニュースと、実際の株の値動き、日経テレコンの文字情報を照らし合わせていると、身の回りの経済が以前より立体的に見えるようになった感覚があります。

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もう1口座開設するならSBI証券

楽天証券にどっぷり浸かったシラタキ家。
しかし、もしゼロから投資を始めるとしたら、楽天証券と合わせてSBI証券にも口座を開設すると思います。

その理由がiDeCo。
株や投資信託は、証券会社間で購入できる商品群に大差ありません。
だからこそ、NISA口座や特定口座で投資するなら、ポイントメリットのある楽天証券という選択でした。

しかし、iDeCo口座となると、取り扱い投資信託商品の違いから状況が変わってきます。
iDeCoを利用して同じ全世界投資をする中でも、楽天証券とSBI証券とで購入できる投資信託が異なります。

SBI証券のiDeCoセレクトプランには、信託報酬が低いファンドがずらりと並びます。
楽天証券も、SBI証券以外の証券会社と比べて引けを取らない商品群とは思いますが、、eMAXIS Slimシリーズの取り扱いがありません。
業界最低水準の運用コストをうたうeMAXIS Slimシリーズが買えない。
国際分散投資のポートフォリオを組もうとすると、SBI証券より楽天証券の方が信託報酬で割高になってしまいます。

しかし、既に楽天証券にiDeCo口座を開設し、前職の企業型確定拠出年金で運用した資産を突っ込んでしまっている今は、SBI証券へ移管するのを控えています。

夫婦ともに今の勤務先に確定給付年金の制度があるため、月の拠出額は12,000円まで。
入金力が限られるため、長期運用後においても大した差異は無いだろうと予測しました。
逆に金融機関を移管した時の手数料や、移管中の運用機会損失の方が高くつくんじゃないかと。

シラタキ
シラタキ

そのうち楽天証券が頑張って、iDeCoの取り扱い商品としてeMAXIS Slimシリーズをラインナップしてくれるだろうと淡い期待を抱いています。


証券口座の良いところ取りができる点においては、証券口座を複数開設するメリットがあると実感しています。
投資目的を達成するために重要と考えるのであれば、口座開設を躊躇う必要は無いと思います。

投資は何事も自己判断。
今後も投資とはうまく付き合いたいです。


楽天証券公式サイトでは、
  • 現在開催中の口座開設キャンペーンの確認
  • 楽天証券のメリットのおさらい

ができます。

シラタキ
シラタキ

私と同じように楽天経済圏で生活している人は、楽天証券一択でしょうね。


SBI証券公式サイトでは、SBI証券で口座を開設するメリットを確認することができます。
シラタキ
シラタキ

楽天ユーザーではなくてポイントにあまり興味が無い人は、SBI証券で間違いないと思います。
またiDeCo口座をこれから開設するなら、eMAXIS Slimシリーズを取り扱うSBI証券に軍配が上がりそう。

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