
我が家は
- いつでもサイドFIREできる状態の早期実現(経済的自由)
- 55歳退職
- 75歳からの年金繰り下げ受給
- DIE WITH ZERO
を目指して資産形成中です。
倹約&積立投資をまとめるにあたって
本ブログ「シラタ記」では、シラタキ家で実践している「倹約術」や「投資術」を、テーマ毎に気が赴くままに書いてきました。
そこそこの記事量をストックできたので、「まとめ」として、シラタキ家が実践している倹約術や積立投資術の全体像を把握できるようにしてみては?と考え、こちらのまとめ記事を書くことにしました。
投資や倹約などのノウハウ系のブログやYouTubeを見ていると、どうしても一つのサービスを極めた内容が多い印象を持ちます。
- 時間単価に合わないんじゃない?
- 必要の無いオプションを付けてない?
- そもそもの目的を見失ってない?(特定の投資法や倹約法をやること自体が目的化していない?)
という疑問がわくことがよくあります。
極めた内容を紹介した方がSEOでも有利だし、広告でぶっちゃけ儲かっちゃうんですけどね笑
倹約や投資以外のテーマもそうですが、シラタ記は、筆者シラタキの実体験に基づて記事を書くスタンスです。
パーフェクトを追及するノウハウ系の情報はネット中に溢れている中、シラタ記が読者に提供できそうな価値は何かな?と考えた時、サービス利用するまでの検討段階で考えたことや悩んだこと、利用して感じたメリットやデメリットを、等身大に近いかたちで書けることかなと思いました。
シラタキという一個人、シラタキ家という一家が、どうサービスを取捨選択してどう組み合わせて利用しているのか。
そういう意味では、ブログの読者のみなさんにとって再現性が高い情報発信ができていると自負しています。
もちろん、シラタキ、シラタキ家の選択が多くの人に当てはまる最適解とは思っていません。
- ノウハウは収集できたけど具体的なアクションに落とし込めない
- 実践しているアクションに迷いを感じている
といった倹約や投資に思い悩んでる人にとって、気付きや考え方のヒントになり、行動の後押しになれればと考えています。
詳細はテーマ毎に書いた記事を参照いただければと思い、こちらのまとめ記事内では概要にとどめています。
今後、利用サービスの改定やシラタキ家に訪れるライフステージの変化に伴って、過去に紹介した倹約術や投資術からアップデートしていきます。
本まとめは「2020」「2021」「2022」と続けて3年目です。
アップデートの変遷も参考にしていただければと思い、書き残していきます。
シラタキ家の現在
- 結婚4年目
- アラフォー
- 子供が2人(3歳と1歳)
- 夫婦で会社員共働き(妻は育休中)
- 都心(渋谷)まで電車で20分の郊外住まい
- 賃貸住宅に居住
- 自家用車未所有
- ローンの借入無し
- 生活防衛資金は確保できている
- 投資経験4年(持株会や企業型確定拠出年金の運用期間はカウントしていません)
シラタキ家の保有資産
下記口座に投資信託を保有しています。
- iDeCo(企業型確定拠出年金から移行)×夫婦
- 一般NISA×夫婦
- ジュニアNISA×子供2人
- 特定口座×私だけ
投資信託以外は企業年金と現金のみです。
- 確定給付年金(会社が積立)
- 現金預金
リスク資産と無リスク資産の保有李比率はおおよそ2:1です。
自己投資している趣味
今の生活を楽しむ自己投資として、お金と時間をかけているところです。
- 都内へおでかけして飲食店新規開拓(7年)
- 自宅周辺の元住吉や武蔵小杉でランチスポット新規開拓(2年)
- 横浜駅と川崎駅周辺の子連れランチスポット新規開拓
- コメダ珈琲店とおかげ庵のメニュー開拓(2年)
- 東京でチキン南蛮ランチを食べられるお店の開拓(1年)
- 東京でたまごサンドを食べられるお店の開拓
- FEELCYCLE(3年間スタジオ通い→2022年5月から自宅でオンラインレッスン)
- DAISHI DANCE(ファン歴13年)
- ブログ(3年)
勉強法
下記で配信されている動画を基本すべて視聴しています。
- テレビ東京の経済番組
- ワールドビジネスサテライト(WBS)
- ガイアの夜明け
- カンブリア宮殿
- NewsPicks
- 両学長リベラルアーツ大学(リベ大)
- マネーセンスカレッジ
倹約方針
今を楽しむ自己投資と、将来に備えるための貯蓄投資の両方にお金をまわせるよう、普段の生活で利用するサービスと決済方法を見直すことで仕組みで倹約。
時間単価が合わなかったり、ポイント目当てに不要なサービスに入ったりする節約法は避けました。
節約法の攻略自体が目的化しないよう、定期的に振り返るようにしています。
2020年から2022年にかけて、方針のアップデートはありません。
サービスの乗り換えはあるものの、同じ方針で倹約を実践しています。
活用しているサービス経済圏
楽天が提供しているサービス群、いわゆる「楽天経済圏」が軸となっています。
生活に必要なサービスすべてを楽天でかためているというわけではなく、個々のサービスの利便性や経済合理性から利用するサービスを選択しています。
例えば、電気やガスは楽天ではなく他社を利用しています。
SPUは楽天市場でのまとめ買い時に「9.5倍」で。
ダイヤモンド会員は「3年間」キープしています。
3ヶ月に1度の「楽天スーパーセール」で食品や日用品を中心にまとめ買い。
10店買い回りのうち、楽天ブックス+楽天Koboは固定。
他、楽天ふるさと納税を含めた8店、上限7,000ポイント還元の範囲内で。
【見直し】
2021年:楽天ビューティのSPU攻略を諦める「9倍」→「8倍」
2022年:楽天証券SPU改悪(米国株式見送り)「8倍」→「7.5倍」
楽天モバイル契約特典がSPUに統合されたことで「7.5倍」→「9.5倍」
銀行(事業用):PayPay銀行
銀行(家族用):イオン銀行
振込手数料やATM利用料の無料回数獲得のため、
楽天銀行のハッピープログラムは「VIP」
イオン銀行のMyステージは「ゴールド」
を維持しています。
【見直し】
2022年:楽天銀行のSPU改悪に伴い、給与振込口座の指定をイオン銀行から楽天銀行へ変更予定。イオン銀行のMyステージ「ゴールド」は維持できなくなる見込みです。
証券(iDeCo+特定口座):SBI証券
証券(特定口座):マネックス証券+auカブコム証券
夫婦で楽天証券に一般NISA口座を開設。
加えて、子供2人分のジュニアNISA口座も楽天証券に開設しました。
iDeCo口座については、私はSBI証券、妻は楽天証券を利用しています。
【見直し1】2021年にiDeCo口座を楽天証券からSBI証券へ金融機関変更。
【見直し2】2022年にマネックス証券とauカブコム証券に口座開設。両社クレカ積立サービス開始がきっかけ。
電気使用量が少ないシラタキ家。
料金シミュレーションしてみて最もお得だった「HTBエナジー」を利用しています。
【見直し】2021年「楽天でんき」のSPU終了し「HTBエナジー」がセゾンパールアメックスのキャッシュバックキャンペーンの対象になったのをきっかけに乗り換え。
メイン回線でUQモバイル、サブ回線で楽天モバイルのデュアルSIM。
UQモバイルはデータ通信、楽天モバイルは通話とSMSで利用しています。
【見直し1】楽天モバイルの「1年間無料」の期間が終了後も契約はそのままに、LINEMOを2回線目として新規契約(妻は楽天モバイルの単独利用を継続)
【見直し2】auカブコム証券の投信積立特典のためにLINMOからUQモバイルへMNP(実質スマホ代1,000円引き)
電気に加え、ガス使用量も少ないシラタキ家。
電気とガスを個別に契約しても割安だった「ENEOS都市ガス」を利用しています。
【見直し】もともと東急グループの「東急パワーサプライ」を契約していましたが、コロナで通勤が減って東急の定期券を解約。電車移動の支払いをモバイルSuicaに切り替えたことで東急のサービスを利用し続ける節約メリットが無くなることに。ガス料金が安価で、楽天カードとコラボした申し込みキャンペーンを実施していた「ENEOSガス」へ乗り換え。
メインの決済方法
お得なサービスを選んだ上で、その支払い方法にもこだわっています。
キャッシュレス決済が可能なお店では、積極的に電子マネーやクレジットカードで決済します。
貯めるポイントは、
- ポイント還元率の高さ
- ポイントの使い勝手の良さ
を重視しています。
サービス改定が多い領域のため、頻繁に見直してきました。
オートチャージ時に還元率1.5%のJREポイントが貯まるビューカード「ビックカメラSuicaカード」を紐付けた「Suica」をメイン決済に。
Suicaが使えない時は還元率1%の「楽天カード」を利用。
東急線沿線に引っ越したことをきっかけに、東急ロイヤルクラブのシルバーステージでオートチャージ時に還元率2%のTOKYU POINTが貯まる東急カードを紐付けた「PASMO」をメイン決済に。
PASMOが使えない時は還元率1%の「楽天カード」を利用。
還元率3%の「VISA LINE Payクレジットカード」をすべてのキャッシュレス決済において利用。
2021年から2022年にかけて、キャッシュレス決済まわりでいろんなことがありました。
- VISA LINE Payクレジットカードの還元率3%→2%→1%引き下げ
- LINEポイントクラブの廃止
- Kyash Cardのクレカチャージ残高の利用還元率1%→0.2%引き下げ
- TOYOTA Walletの1.5%キャッシュバックキャンペーン終了(現在は1%)
- TOYOTA Walletから6gram(現MIXI M)へのチャージ封鎖
- MIXI MからApple Pay経由でのnanacoやwaonへのチャージ封鎖
- au PAYカードからau PAY残高へのチャージ還元率撤廃(1%→0%)
- au PAYプリペイドカードから他社決済サービスへのチャージ還元率撤廃(1%→0%)
これらの変化を経て、現在採用しているシラタキ家の決済方法は下記の通りです。
タッチ決済5%還元店のセブン・ローソン・マクドナルド・すき屋・サイゼリヤ・ドトールでは、三井住友ゴールドカードNLで支払っています。
⇒Vポイントが貯まります(ポイント還元率5%)
ほぼほぼ行く機会が無く、月1回程度の利用頻度です。
- 楽天市場(楽天ふるさと納税/楽天ブックス/楽天Koboを含む)
- ENEOS都市ガス
- Nuro光 for マンション
⇒楽天スーパーポイントが貯まります(ポイント還元率1%)※ ENEOS都市ガスは+0.5%
ENEOS都市ガスとNuro光 for マンションは、Revolutで支払いたいところですがデビットカードが使えないため楽天カードで支払っています。
- 有効期限が迫った期間限定ポイントがある場合は使用します。
⇒ポイント利用でも楽天スーパーポイントが貯まります(ポイント還元率1%) - 期間限定ポイントが無い場合は楽天キャッシュ残高を使用します。
下記ルートで楽天キャッシュ残高をチャージして利用すると最も還元率が高まるため、最も優先している支払い方法です。
三井住友カードゴールドNL:1.5%(年間100万円利用時)
↓
au PAYプリペイドカード:0%
↓Apple Pay
モバイルWAON:1%
↓ミニストップ
楽天ギフトカード
↓
楽天ペイ(楽天キャッシュ残高払い):1%
⇒合計3.5%還元
王道のビューカード(還元率1.5%)ではなく、三井住友カードゴールドNLを起点としたチャージルートでモバイルSuicaへチャージして利用しています。
楽天キャッシュが使えないお店では、次点でポイント還元率が高いモバイルSuicaの出番です。
三井住友カードゴールドNL:1.5%(年間100万円利用時)
↓
Kyash Card:0.2%(月5万円まで)
↓
TOYOTA Wallet:1%
↓
モバイルSuica
⇒合計2.7%還元
WAONはイオンのクレジットカード「イオンカードセレクト」からではなく、下記ルートで還元率を高めてチャージしています。
三井住友カードゴールドNL:1.5%(年間100万円利用時)
↓
au PAYプリペイドカード:0%
↓Apple Pay
モバイルWAON:1%
⇒合計2.5%還元
コンビニエンスストア大手3社のセブンイレブン、ファミリーマート、ローソンに加えて、マクドナルドでは三井住友ゴールドカードNLのVISAタッチ決済で支払っています(年に数回しかお店を利用する機会がありませんが)
⇒Vポイントが貯まります(基本5%+家族1%=ポイント還元率6%)
稀に遭遇するカードしか使えないお店ではRevolutを使っています。
また、楽天モバイル(楽天モバイルキャリア決済を含む)の支払いにも利用しています。
三井住友カードゴールドNL:1.5%(年間100万円利用時)
↓
Kyash Card:0.2%(月5万円まで)
↓
Revolut
⇒合計1.7%還元
Revolutを使い始める前はVISA LINE Payクレジットカード(当時2%※現在1%)を利用していました。
Tポイントから交換したPayPayポイントを消化するかたちで「PayPay」で支払っています。
稀に遭遇するPayPayしか使えないお店のためにポイントを温存しています。
PayPayポイントが足りない場合、支払元にRevolutを紐付けて支払っています。
以上のキャッシュレス決済の利用優先順は下記の通りです。
- 三井住友ゴールドカードNL:特定のお店で5%還元
- 楽天キャッシュ:期間限定ポイント消化(0%還元)/楽天キャッシュ残高(3.5%還元)
- モバイルSuica:2.7%還元/WAON:2.5%還元
- Revolut:1.7%還元
- PayPay:PayPayポイントを消化(0%還元)/Revolut紐付け(1.7%還元)
ポイント消化以外の支払いでは、最大5%、ほとんどのお店で2.7%~3.5%、最低でも1.7%の還元が得られる計算です。
モバイルSuicaとWAONの還元率差が僅差のため、イオン系列ならWAON、それ以外はモバイルSuicaという使い分けをしています。
貯めたポイントは、下記の通りコンスタントに使い切っています。
- 期間限定ポイント:街での買い物に楽天ペイを使って利用
- 通常ポイント:楽天証券のポイント投資(1ポイントのみ)/楽天カードのポイントで支払い(残り全ポイント)
WAONにチャージ:イオン系列店での食品購入
月々のクレジットカードの支払い金額に充当(キャッシュバック)
PayPayポイントへ交換してPayPay残高払い
au PAY残高にチャージ:auじぶん銀行に払い出し/(払い出せなかった分は)モバイルSuicaへさらにチャージ
メインで使用しているクレジットカード(デビットカード)
支払い方法でカードしか使えない場面においては、街でもオンラインでもデビットカードの「Revolut」を常用しています。
普段から持ち歩いているカードは、このRevolutと、コンビニ3社とマックが5%還元になる三井住友ゴールドカードNL(Revolutが使えなかった時の保険の役割も)の2枚だけです。
その他、メイン利用していないものの場面に応じて利用しているクレジットカードもあります。
通常の楽天カードを利用します。
- 楽天市場での買い物(楽天ふるさと納税を含む)
- ENEOS都市ガス
- Nuro光 for マンション
- 楽天証券の投資信託積立
【見直し】2021年、楽天ゴールドカードがSPU対象外になったことを受けて、通常の楽天カードへランクダウンしました。
TOYOTA Walletへのチャージ用として利用しています。
買い物で使用することはありません。
立て続けの改悪で利用シーンがことごとく無くなったのがKyash。
2022年7月から楽天カードからのチャージがポイント還元対象外(いつの間にかau PAYカードからのチャージも対象外になったらしい)となり入口が絶たれることに。
モバイルSuicaの残高が少なくなった時のみ、チャージ元のTOYOTA Walletへチャージするために使用します。
- セブン・ローソン・マクドナルド・すき屋・サイゼリヤ・ドトール
- SBI証券の投信クレカ積立
2021年のSBI証券の投信クレカ積立サービス開始当初は、年会費無料の三井住友カードNLを利用していましたが、ゴールドNL発行受付開始とともにアップグレード。
用途は上記コンビニやマック等の限られたお店、SBI証券のクレカ投信積立、チャージ用に限られます。
- マネックスカード⇒マネックス証券
- au PAYカード⇒auカブコム証券
それぞれ対応する投資信託積立のみに利用しています。
加入している保険
生活のあらゆるリスクには、基本は生活防衛資金と公的制度を活用。
不足分を掛け捨ての民間保険で補って備えるスタンスです。
子どもが生まれて、夫婦どちらかが亡くなった時の備えに収入保障保険に加入しました。
子どもの学資、家事代行、シッターサービス利用が目的です。
加えて、火災保険と個人賠償責任保険に加入しています。
年間の保険料は約60,000円、月換算5,000円ほどです。
T&Dフィナンシャル生命:保険料年払い、月換算3,000円弱
ネオファースト生命:保険料年払い、月換算2,000円弱
全国共済の新火災共済:保険料年払い3,000円弱
全国共済(損害保険ジャパン):保険料年払い2,000円弱
投資目的
投資を始めたきっかけは結婚。
20年〜30年に必要になる老後や子どもの大学進学に充てるお金を効率的に貯めるためでした。
老後に公的年金とは別に4,200万円必要
老後、夫婦2人で慎ましく過ごす生活費を月々30万円と想定。
我が家はサラリーマン共働きです。
受給できる年金はマクロ経済スライドにより徐々に減少し、少し悲観的に夫婦合わせて月々20万円と仮定しました。
この場合、年金だけでは月々10万円不足します。
老後は100歳まで生きるとして、年金に加えて必要なお金は、
月々10万円 × 12ヶ月 × 35年 = 4,200万円
会社の年金制度(確定給付年金)では全然足りない
会社の確定給付年金は、月々8,000円を65歳まで積み立てで年利2.3%運用です。
夫婦合わせて700万円。
上記で計算して100歳までに必要な4,200万円には程遠い金額です。
老後資金を貯金だけで貯めようとすると月々10万円も
残り3,500万円を貯金でまかなおうとすると、65歳まで月々10万円の積み立てが必要です。
老後の備えだけで月々10万円。
子供2人のシラタキ家ではさらに子ども2人分の大学進学費用を貯めなければいけません。
そこで注目した資産形成の手段が「投資」でした。
【見直し】75歳まで資産を切り崩し、75歳から年金繰り下げ受給
資産運用を続ける中で、私たち夫婦が「寿命を迎える時に子どもに資産を残したくない」と考えるようになりました。
相続で後世に禍根を残したくないためです。
DIE WITH ZERO(ダイウィズゼロ)と呼ばれる考え方です。
資産をきれいサッパリ使い切る代わりに、子どもが自ら資産運用できるように育てます。
また、75歳以降は能力的に資産運用が難しくなるんじゃないかとも考えました。
そこで、75歳には生活防衛資金を残して資産を使い切り、その後は完全な年金生活へ移行するシミュレーションを立てました。
繰り下げ受給で年金受給額が増えれば、100歳くらいまで余生を慎ましく過ごす分には公的年金だけで事足りるのではないかと考えています。
【見直し】目標をサイドFIREへ
20年近く先の話ですが、55歳に本業をリタイアできる見込みです。
投資目的はあくまで老後資金と学資のままですが、目標額を引き上げて「いつでもサイドFIREできる状態の早期実現」に設定しました。
現在:本業+副業
↓「稼ぐ力」を養い「いつでもサイドFIREできる状態」の早期実現を目指す
↓
45歳:いつでもサイドFIREできる状態
↓おそらく本業を続ける
↓
55歳:リタイア+1回目の退職所得控除を使って本業の退職金(企業年金)受け取り
↓資産運用しつつ切り崩しながら生活(20年間)
↓iDeCoは積立を継続
↓
75歳:年金受給開始+2回目の退職所得控除を使ってiDeCoを一時金として全額受け取り
↓一時金で有料老人ホームへ入居し永久年金生活
↓
100歳:DIE WITH ZERO
投資戦略
- 長期投資
- 国際分散投資(資産分散)
- ドルコスト平均法を利用した積立投資
- つみたてリバランス
まとまったお金が必要となってくるまでの15年~30年の長期運用を想定しています。
そこで選択した投資戦略は、世界の各資産クラスを投資対象とした国際分散投資です。
世界の経済成長と時間の力を借りて、リターンの平均点、年利5%~7%の資産形成を目指します。
安定志向のためサラリーマンは続けるつもりです。
子育てや自己投資に時間をあてたく、投資にべったり張り付いていません。
また、一括投資できる程の資産を持っていたり、相続の予定があったりするわけでもありません。
月々の所得からの積立で投資資金を拠出。
国際分散投資のアセットアロケーションに従って投資信託を積み立てています。
基本バイ&ホールドです。
アセットアロケーションからバランスが崩れたら、資産を売却せずに積立でリバランスを目指します。
高配当株投資の戦略は取りません。
株式集中投資になるため、国際分散投資に比べてリスクが高くなることが理由です。
このリスクを吸収するためにポートフォリオの現金比率を上げようとすると、トータルで投資効率が悪化します。
国際分散投資以外の余剰資金は「将来」の配当金ではなく、若くて行動力のある「今」の自己投資と豊かな浪費に充てたい考えです(キャッシュフローは稼ぐ力で改善させます)
活用している投資の税制優遇制度
iDeCoと一般NISA、ジュニアNISAといった個人が使える非課税制度をフル活用しています。
iDeCoは、20年~30年後に使用する老後資金。
NISAは、20年以内に使用する子どもの教育費や、生活防衛資金で不足した高額出費に備えるお金に位置付けています。
つみたてNISAではなく一般NISAを選択したのは、
- つみたてNISAでは購入できる投資信託が限られて、非課税投資枠内で国際分散投資がかなわないこと(NISA口座開設時の理由です。積立額を引き上げた現在は株式をNISA口座、債券とリートを特定口座で購入しています)
- 一般NISAはつみたてNISAより年間で拠出できる非課税枠が大きいこと(早期に大きな資金を非課税で運用できること)
- つみたてNISAは売却すると非課税枠が消失していくこと(最大800万円から漸減すること)
- つみたてNISAは実質20年間に及ぶ証券会社縛りになること(一般NISAは5年間)
が理由です。
夫婦それぞれNISA口座で月々10万円を積み立て。
NISAの年間拠出上限額120万円をきっちり使い切っています。
加えて、子供のジュニアNISAに月々6万6千円を積み立て、1月のみ+8,000円。
リバランスは、積み立てたNISA口座内の資産を売却することなく、特定口座(課税口座)内で追加投資することでメンテナンスしています。
【見直し】一度にリバランスするのではなく、月々の積立金額を調整することでリバランスを目指すことにしました(つみたてリバランス)
一方、iDeCoでは、夫婦ともに月々1万2,000円を積み立て(年間14万4,000円)。
勤めている会社に企業型確定給付年金の制度があるため、これが掛金の限度額です。
(2024年12月より月々2万円に限度額が引き上がる見込み。合わせて積立額も増額予定)
私だけ特定口座内で積み立てている月々15万円を加え、NISAとiDeCoとを合わせて、一家で年間約600万円を投資に拠出している計算になります。
- 一般NISA:月々10万円の積立(年間120万円)×2人
- iDeCo:月々1万2,000万円の積立(年間14万4,000円)×2人
- 特定口座:月々15万円の積立(年間180万円)×私だけ
- ジュニアNISA:月々6万6,000円の積立+1月だけ8,000円(年間80万円)×2人
購入している投資商品(ポートフォリオ)
NISAもiDeCoも、特定口座でもインデックスファンドを購入しています。
ベースの資産クラスは下記の8つです。
- コア
- 日本株式
- 日本リート
- 先進国株式
- 先進国債券
- 先進国リート
- 新興国株式
- サテライト
- 米国株式(S&P500)
- 全世界株式
債券やリートを組み込むことで、株価下落時における資産の縮小軽減を図っています。
投資の成否は少しでも元手を大きくすること(リターン)ではなく、必要な時に必要額を準備できること。
そのためには「継続」が重要で、価額変動幅(リスク)を抑えたいと考えています。
尚、日本債券と新興国債券は社会的情勢による長期的なインフレと金利上昇を警戒して購入していません。
また、サテライトに位置付けている米国株式と全世界株式は、集中投資したい誘惑に打ち勝つための精神安定剤的な位置付けで、その積立額は家族全体のポートフォリオから見ると2%に過ぎません。
国際分散投資と米国株や全世界株式への集中投資の資産評価額の推移を、比較しながら見届けたいと考えました。
個別株に積極的に投資しようとは考えていません。
例外でイオンの株を100株購入しようかと検討中です。
自宅から最寄りのマックスバリュでの買い物がお得になる株主優待カードを得るためです。
2022年においては以上のように、シラタキ家は日常生活で仕組みで倹約し、積立投資で将来に備えています。
冒頭にも書いた通り、これがベストとは考えていなくて、これからもお金について勉強し見直していこうと考えています。

アウトプットすることで、私自身の頭の整理にもなりました。
みなさんもご自身の節約と投資法を書き出してみてはどうでしょう?
投資と節約におすすめのサービス
老後資金や子供の教育費など、将来のお金の不安を無くすには、長期での積立投資がひとつの解決手段になると思います。
ポイントで今の生活を節約しながら積立投資できる楽天証券がおすすめです。
- 楽天証券のメリットのおさらい
- 現在開催中の口座開設キャンペーンの確認
ができます。
口座開設は無料ですので、まずは少額やポイント投資で投資の第一歩踏み込んでみてはいかがでしょう。

改悪続きの楽天経済圏ですが、それでもサービスと使い勝手はトップ水準だと感じています。
複数の証券口座を利用してみて再認識しました。
我が家は、一家で、楽天証券をメインの証券口座として利用し続けています。
また、投資資金の捻出にはスマホ代の節約が有効です。
生活の幸福度にほとんど影響無く節約できるはずです。
- 現在開催中のキャンペーン情報の確認
- 手持ちのスマホの動作確認状況チェック
- 自宅や職場等の生活圏が楽天回線エリアかの確認
ができます。
節約が気になったこの機会に検討してみてはいかがでしょう?

シラタキ家では夫婦揃って楽天モバイルへ乗り換え。
乗り換え前に比べて夫婦合算で年間10万円のスマホ代を節約できました。
3,000円程度で高速データ通信使い放題は魅力的に感じています。
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