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目標サイドFIRE!子育て夫婦の倹約&積立投資:行動まとめ2023

我が家は

  1. いつでもサイドFIREできる状態の早期実現(経済的自由)
  2. 55歳退職
  3. 75歳からの年金繰り下げ受給
  4. DIE WITH ZERO

を目指して倹約と積立投資を実践中です。

倹約&積立投資をまとめるにあたって

本ブログ「シラタ記」では、シラタキ家で実践している「倹約術」や「投資術」を、テーマ毎に気が赴くままに書いてきました。

そこそこの記事量をストックできたので、「まとめ」として、シラタキ家が実践している倹約術や積立投資術の全体像を把握できるようにしてみては?と考え、こちらのまとめ記事を書くことにしました。

投資や倹約などのノウハウ系のブログやYouTubeを見ていると、どうしても一つのサービスを極めた内容が多い印象を持ちます。

  • 時間単価に合わないんじゃない?
  • 必要の無いオプションを付けてない?
  • そもそもの目的を見失ってない?(特定の投資法や倹約法をやること自体が目的化していない?)

という疑問がわくことがよくあります。
極めた内容を紹介した方がSEOでも有利だし、広告でぶっちゃけ儲かっちゃうんですけどね笑

倹約や投資以外のテーマもそうですが、シラタ記は、筆者シラタキの実体験に基づて記事を書くスタンスです。
パーフェクトを追及するノウハウ系の情報はネット中に溢れている中、シラタ記が読者に提供できそうな価値は何かな?と考えた時、サービス利用するまでの検討段階で考えたことや悩んだこと、利用して感じたメリットやデメリットを、背伸びせず書けることかなと思いました。
シラタキという一個人、シラタキ家という一家が、どうサービスを取捨選択してどう組み合わせて利用しているのか

そういう意味では、ブログの読者のみなさんにとって再現性が高い情報発信ができていると自負しています。
もちろん、シラタキ、シラタキ家の選択が多くの人に当てはまる最適解とは思っていません。

  • ノウハウは収集できたけど具体的なアクションに落とし込めない
  • 実践しているアクションに迷いを感じている

といった倹約や投資に思い悩んでる人にとって、気付きや考え方のヒントになり、行動の後押しになれればと考えています。
詳細はテーマ毎に書いた記事を参照いただければと思い、こちらのまとめ記事内では概要にとどめています。

今後、利用サービスの改定やシラタキ家に訪れるライフステージの変化に伴って、過去に紹介した倹約術や投資術からアップデートしていきます。
本まとめは「2020」「2021」「2022」「2023」と続けて4年目です。
アップデートの変遷も参考にしていただければと思い、書き残していきます。

シラタキ家の現在

  • 結婚5年目
  • アラフォー
  • 子供が2人(3歳と1歳)
  • 夫婦で会社員共働き(妻は育休中)
  • 都心(渋谷)まで電車で20分の郊外住まい
  • 賃貸住宅に居住
  • 自家用車未所有
  • ローンの借入無し
  • 生活防衛資金は確保できている
  • 投資経験4年(持株会や企業型確定拠出年金の運用期間はカウントしていません)

シラタキ家の保有資産

下記口座に投資信託を保有しています。

  • iDeCo(企業型確定拠出年金から移行)×夫婦
  • 一般NISA×夫婦
  • ジュニアNISA×子供2人
  • 特定口座×私だけ

投資信託以外は企業年金と現金のみです。

  • 確定給付年金(会社が積立)
  • 現金預金

リスク資産と無リスク資産の保有李比率はおおよそ2:1です。

自己投資している趣味

今の生活を楽しむ自己投資として、お金と時間をかけているところです。

  • 都内へおでかけして飲食店新規開拓(7年)
  • 自宅周辺の元住吉や武蔵小杉でランチスポット新規開拓(2年)
  • 横浜駅と川崎駅周辺の子連れランチスポット新規開拓
  • コメダ珈琲店とおかげ庵のメニュー開拓(2年)
  • 東京でチキン南蛮ランチを食べられるお店の開拓(1年)
  • 東京でたまごサンドを食べられるお店の開拓
  • FEELCYCLE(3年間スタジオ通い→2022年5月から自宅でオンラインレッスン)
  • DAISHI DANCE(ファン歴13年)
  • ブログ(3年)

勉強法

下記で配信されている動画を基本すべて視聴しています。

  • テレビ東京の経済番組
    • ワールドビジネスサテライト(WBS)
    • ガイアの夜明け
    • カンブリア宮殿
  • NewsPicks
  • 両学長リベラルアーツ大学(リベ大)
  • マネーセンスカレッジ

倹約方針

今を楽しむ自己投資と、将来に備える貯蓄投資の両方にお金をまわせるよう、普段の生活で利用するサービスと決済方法を見直して仕組みで倹約。
時間単価が合わなかったり、ポイント目当てに不要なサービスに入ったりする節約法は避けました。
節約法の攻略自体が目的化しないよう、定期的に振り返るようにしています。

2020年から2023年にかけて、方針のアップデートはありません。
サービスの乗り換えはあるものの、同じ方針で倹約を実践しています。

活用しているサービス経済圏

楽天が提供しているサービス群、いわゆる「楽天経済圏」が軸となっています。
生活に必要なサービスすべてを楽天でかためているというわけではなく、個々のサービスの利便性や経済合理性から利用するサービスを選択しています。
例えば、電気やガスは楽天ではなく他社を利用しています。

EC:楽天市場

SPUは楽天市場でのまとめ買い時に「9.5倍」で。
ダイヤモンド会員は「3年間」キープしています。
3ヶ月に1度の「楽天スーパーセール」で食品や日用品を中心にまとめ買い。
10店買い回りのうち、楽天ブックス+楽天Koboは固定。
他、楽天ふるさと納税を含めた8店、上限7,000ポイント還元の範囲内で。

見直し

2021年:楽天ビューティのSPU攻略を諦める「9倍」→「8倍」
2022年:楽天証券SPU改悪(米国株式見送り)「8倍」→「7.5倍」
楽天モバイル契約特典がSPUに統合されたことで「7.5倍」→「9.5倍」

銀行(個人用):楽天銀行
銀行(事業用):PayPay銀行
銀行(家族用):イオン銀行

振込手数料やATM利用料の無料回数獲得のため、楽天銀行のハッピープログラムは「VIP」を維持しています。

見直し

2022年:楽天銀行のSPU改悪に伴い、給与振込口座の指定をイオン銀行から楽天銀行へ変更しました。イオン銀行のMyステージ「ゴールド」から「シルバー」にランクダウン。

証券(NISA):楽天証券
証券(iDeCo+特定口座):SBI証券
証券(特定口座):マネックス証券+auカブコム証券

楽天証券に夫婦それぞれ一般NISA口座を開設。
加えて、子供2人分のジュニアNISA口座も楽天証券に開設しました。
iDeCo口座については、私はSBI証券、妻は楽天証券を利用しています。

見直し

2021年:iDeCo口座を楽天証券からSBI証券へ金融機関変更。
2022年:マネックス証券とauカブコム証券に口座開設。両社ともにクレカ積立サービス開始がきっかけ。

電気:HTBエナジー

電気使用量が少ないシラタキ家。
料金シミュレーションしてみて最もお得だった「HTBエナジー」を利用しています。

見直し

2021年:「楽天でんき」のSPUが終了。セゾンパールアメックスのキャッシュバックキャンペーンの対象になったのをきっかけに「HTBエナジー」へ乗り換え。

携帯電話:UQモバイル+楽天モバイル

UQモバイルと楽天モバイルのデュアルSIM。
UQモバイルはデータ通信専用、楽天モバイルは通話とSMS専用で利用しています。
妻は楽天モバイル一本です。

見直し

2022年:楽天モバイルの「1年間無料」の期間が終了後も契約はそのままに、LINEMOを2回線目として新規契約(妻は楽天モバイルの単独利用を継続)
2022年:auカブコム証券の投信積立特典のためにLINMOからUQモバイルへMNP(実質スマホ代1,000円引き)

ガス:ENEOS都市ガス

電気に加え、ガス使用量も少ないシラタキ家。
電気とガスを個別に契約しても割安だった「ENEOS都市ガス」を利用しています。

見直し

2020年:もともと東急グループの「東急パワーサプライ」を契約していましたが、コロナで通勤が減って東急の定期券を解約。電車移動の支払いをモバイルSuicaに切り替えたことで東急のサービスを利用し続ける節約メリットが無くなったことがきっかけ。ガス料金が安価で、楽天カードとコラボした申し込みキャンペーンを実施していた「ENEOSガス」へ乗り換え。

メインの決済方法

お得なサービスを選んだ上で、その支払い方法にもこだわっています。
キャッシュレス決済が可能なお店では、積極的に電子マネーやクレジットカードで決済します。
貯めるポイントは、

  • ポイント還元率の高さ
  • ポイントの使い勝手の良さ

を重視しています。
サービス改定が多い領域のため、頻繁に見直してきました。

2020年前半まで

オートチャージ時に還元率1.5%のJREポイントが貯まるビューカード「ビックカメラSuicaカード」を紐付けた「Suica」をメイン決済に。
Suicaが使えない時は還元率1%の「楽天カード」を利用。

2020年後半

東急線沿線に引っ越したことをきっかけに、東急ロイヤルクラブのシルバーステージでオートチャージ時に還元率2%のTOKYU POINTが貯まる東急カードを紐付けた「PASMO」をメイン決済に。
PASMOが使えない時は還元率1%の「楽天カード」を利用。

2021年4月まで

還元率3%の「VISA LINE Payクレジットカード」をすべてのキャッシュレス決済において利用。

2021年から2022年にかけて、キャッシュレス決済まわりでいろんなことがありました。

  • VISA LINE Payクレジットカードの還元率3%→2%→1%引き下げ
  • LINEポイントクラブの廃止
  • Kyash Cardのクレカチャージ残高の利用還元率1%→0.2%引き下げ
  • TOYOTA Walletの1.5%キャッシュバックキャンペーン終了(現在は1%)
  • TOYOTA Walletから6gram(現MIXI M)へのチャージ封鎖
  • MIXI MからApple Pay経由でのnanacoやwaonへのチャージ封鎖
  • au PAYカードからau PAY残高へのチャージ還元率撤廃(1%→0%)
  • au PAYプリペイドカードから他社決済サービスへのチャージ還元率撤廃(1%→0%)

これらの変化を経て、現在採用しているシラタキ家のキャッシュレス決済利用優先順は下記の通りです。

  1. 三井住友ゴールドカードNL:特定のお店で6%還元
  2. 楽天キャッシュ:3.5~4%還元
  3. モバイルSuica:2.7%還元
  4. WAON:2.5%還元
  5. Revolut/PayPay(Revolut紐付け):1.7%還元

ポイント消化以外の支払いでは、最大6%、ほとんどのお店で2.7%~4%、最低でも1.7%の還元が得られる計算です。

Vポイント加算対象店:三井住友ゴールドカードNL

三井住友カードのVポイント加算対象店のセブンイレブン・ローソン・マクドナルド等では、三井住友ゴールドカードNLで支払っています。
⇒Vポイントが貯まります(ポイント還元率6%)

ほぼほぼ行く機会が無く、月1回程度の利用頻度です。
妻も三井住友ゴールドカードNLを利用しているため、5%に家族ポイント+1%ポイント加算。

楽天ペイを使えるお店:楽天ペイ
  1. 有効期限が迫った期間限定ポイントがある場合は使用します。
    ⇒ポイント利用でも楽天スーパーポイントが貯まります(ポイント還元率1%)
  2. 期間限定ポイントが無い場合は楽天キャッシュ残高を使用します。

下記ルートで楽天キャッシュ残高をチャージして利用すると最も還元率が高まるため、最も優先している支払い方法です。

毎月2万円まで

マネックスカード:1%

ファミペイ:2%(5と0の日)

楽天ギフトカード

楽天ペイ(楽天キャッシュ残高払い):1%
⇒合計4%還元

半年25万円まで

ファミマTカード:0.86%(所定の半年間25万円利用時)

ファミペイ:2%(5と0の日)

楽天ギフトカード

楽天ペイ(楽天キャッシュ残高払い):1%
⇒合計3.86%還元

上記チャージルートの不足分

三井住友カードゴールドNL:1.5%(年間100万円利用時)

au PAYプリペイドカード:0%
↓Apple Pay
モバイルWAON:1%
↓ミニストップ
楽天ギフトカード

楽天ペイ(楽天キャッシュ残高払い):1%
⇒合計3.5%還元

電車やバスでの移動:モバイルSuica

王道のビューカード(還元率1.5%)ではなく、三井住友カードゴールドNLを起点としたチャージルートでモバイルSuicaへチャージして利用しています。
楽天キャッシュが使えないお店では、次点でポイント還元率が高いモバイルSuicaの出番です。

三井住友カードゴールドNL:1.5%(年間100万円利用時)

Kyash Card:0.2%(月5万円まで)

TOYOTA Wallet:1%

モバイルSuica
⇒合計2.7%還元

イオン系列のお店:WAON

WAONはイオンのクレジットカード「イオンカードセレクト」からではなく、下記ルートで還元率を高めてチャージしています。
イオンのお店でWAONの支払いでポイント還元される商品が稀にあるため、イオン系列店では僅差でポイント還元率が高いモバイルSuicaではなく、WAONを使うことで割り切っています。

三井住友カードゴールドNL:1.5%(年間100万円利用時)

au PAYプリペイドカード:0%
↓Apple Pay
モバイルWAON:1%
⇒合計2.5%還元

カードが使えるお店:Revolut

稀に遭遇するカードしか使えないお店ではRevolutを使っています。
また、楽天モバイル(楽天モバイルキャリア決済を含む)の支払いにも利用しています。

三井住友カードゴールドNL:1.5%(年間100万円利用時)

Kyash Card:0.2%(月5万円まで)

Revolut
⇒合計1.7%還元

見直し

Revolutを使い始める前はVISA LINE Payクレジットカード(当時2~3%※現在1%)を利用していました。

PayPayしか使えないお店:PayPay

Tポイントから交換したPayPayポイントを消化するかたちで「PayPay」で支払っています。
稀に遭遇するPayPayしか使えないお店のためにポイントを温存しています。
PayPayポイントが足りない場合、支払元にRevolutを紐付けて支払っています。

楽天市場とガスと光回線の支払い:楽天カード
  • 楽天市場(楽天ふるさと納税/楽天ブックス/楽天Koboを含む)
  • ENEOS都市ガス
  • Nuro光 for マンション

⇒楽天スーパーポイントが貯まります(ポイント還元率1%)※ ENEOS都市ガスは+0.5%

ENEOS都市ガスとNuro光 for マンションは、Revolutで支払いたいところですがデビットカードが使えないため楽天カードで支払っています。

貯めたポイントは、下記の通りコンスタントに使い切っています。

楽天スーパーポイント
  • 期間限定ポイント:街での買い物に楽天ペイを使って利用
  • 通常ポイント:楽天証券のポイント投資(1ポイントのみ)/楽天カードのポイントで支払い(残り全ポイント)
WAONポイント

WAONにチャージ:イオン系列店での食品購入

Vポイント

月々のクレジットカードの支払い金額に充当(キャッシュバック)

TポイントやLINEポイント

PayPayポイントへ交換してPayPay残高払い

Pontaポイント

au PAY残高にチャージ:auじぶん銀行に払い出し

メインで使用しているクレジットカード(デビットカード)

メイン:Revolut

支払い方法でカードしか使えない場面においては、街でもオンラインでもデビットカードの「Revolut」を常用しています。
普段から持ち歩いているカードは、このRevolutと、コンビニとマックが5%還元になる三井住友ゴールドカードNL(Revolutが使えなかった時の保険の役割も)の2枚だけです。

その他、メイン利用していないものの場面に応じて利用しているクレジットカードもあります。

楽天経済圏ほか:楽天カード

通常の楽天カードを利用します。

  • 楽天市場での買い物(楽天ふるさと納税を含む)
  • ENEOS都市ガス
  • Nuro光 for マンション
  • 楽天証券の投資信託積立
見直し

2021年:楽天ゴールドカードがSPU対象外になったことを受けて、通常の楽天カードへランクダウンしました。

TOYOTA Walletへのチャージ:Kyash Card

Kyash CardはTOYOTA Walletへのチャージ専用として利用しています。
普段の買い物で使用することはありません。

立て続けの改悪で利用シーンがことごとく無くなったのがKyash。
楽天カードやau PAYカードからのチャージがポイント還元対象外となり入口が絶たれることに。
モバイルSuicaの残高が少なくなった時のみ、チャージ元のTOYOTA Walletへチャージするために使用します。

コンビニと投信積立:三井住友ゴールドカードNL
  • セブン・ローソン・マクドナルドほか
  • SBI証券の投信クレカ積立
  • au PAYプリペイドカードやKyash Cardへのチャージ
見直し

2021年:ゴールドNL発行受付開始とともに三井住友カードNLからアップグレード。

楽天以外の投信積立:マネックスカードとau PAYカード
  • マネックスカード⇒マネックス証券
  • au PAYカード⇒auカブコム証券

加入している保険

生活のあらゆるリスクには、基本は生活防衛資金と公的制度を活用。
不足分を掛け捨ての民間保険で補って備えるスタンスです。

子どもが生まれて、夫婦どちらかが亡くなった時の備えに収入保障保険に加入しました。
子どもの学資、家事代行、シッターサービス利用が目的です。
加えて、火災保険と個人賠償責任保険に加入しています。

年間の保険料は約60,000円、月換算5,000円ほどです。

私(夫)の収入保障保険:65歳まで月10万円給付

T&Dフィナンシャル生命:保険料年払い、月換算3,000円弱

妻の収入保障保険:65歳まで月10万円給付

ネオファースト生命:保険料年払い、月換算2,000円弱

火災保険:家財200万円+借家人賠償1,000万円

全国共済の新火災共済:保険料年払い3,000円弱

個人賠償責任保険:3億円+国内示談交渉サービス

全国共済(損害保険ジャパン):保険料年払い2,000円弱

投資目的

投資を始めたきっかけは結婚。
20年〜30年に必要になる老後や子どもの大学進学に充てるお金を効率的に貯めるためでした。

老後に公的年金とは別に4,200万円必要

老後、夫婦2人で慎ましく過ごす生活費を月々30万円と想定。
我が家はサラリーマン共働きです。
受給できる年金はマクロ経済スライドにより徐々に減少し、少し悲観的に夫婦合わせて月々20万円と仮定しました。
この場合、年金だけでは月々10万円不足します。

老後は100歳まで生きるとして、年金に加えて必要なお金を、

月々10万円 × 12ヶ月 × 35年 = 4,200万円

と試算しました。

会社の年金制度(確定給付年金)では全然足りない

会社の確定給付年金は、月々8,000円積立の年利2.3%運用です。
65歳まで働いたと仮定して夫婦合わせて700万円。
上記で計算して100歳までに必要な4,200万円には程遠い金額でした。

老後資金を貯金だけで貯めようとすると月々10万円も

残り3,500万円を貯金でまかなおうとすると、65歳まで月々10万円の積立が必要です。
老後の備えだけで月々10万円。
子供2人のシラタキ家ではさらに子ども2人分の大学進学費用を貯めなければいけません。
そこで注目した資産形成の手段が「投資」でした。

【見直し】75歳まで資産を切り崩し、75歳から年金繰り下げ受給

倹約と資産運用を続ける中で、私たち夫婦が「寿命を迎える時に子どもに資産を残したくない」と考えるようになりました。
相続で後世に禍根を残したくないためです。
DIE WITH ZERO(ダイウィズゼロ)と呼ばれる考え方です。
資産をきれいサッパリ使い切る代わりに、子どもが自ら資産運用できるよう自立を促します。

また、75歳以降は能力的に資産運用が難しくなるんじゃないかとも考えました。
そこで、75歳には生活防衛資金を残して資産を使い切り、その後は完全な年金生活へ移行する計画を立てました。
繰り下げ受給で年金受給額が増えれば、100歳くらいまで余生を慎ましく過ごす分には公的年金だけで事足りるのではないかと考えています。

【見直し】目標をサイドFIREへ

15年先の話ですが、55歳に本業をリタイアできる見込みです。
投資目的はあくまで老後資金と学資のままですが、目標額を引き上げて「いつでもサイドFIREできる状態の早期実現」に設定しました。

現在:本業+副業
↓「稼ぐ力」を養い「いつでもサイドFIREできる状態」の早期実現を目指す

45歳:いつでもサイドFIREできる状態
↓おそらく本業を続ける

55歳:リタイア+1回目の退職所得控除を使って本業の退職金(企業年金)受け取り
↓資産運用しつつ切り崩しながら生活(20年間)
↓iDeCoは最低拠出額で積立を継続

75歳:年金受給開始+2回目の退職所得控除を使ってiDeCoを一時金として全額受け取り
↓iDeCoの一時金は介護が必要になった時の有料老人ホーム入居費用等に充当

100歳:DIE WITH ZERO

投資戦略

  • 長期投資
  • 国際分散投資(資産分散)
  • ドルコスト平均法を利用した積立投資
  • つみたてリバランス

まとまったお金が必要となってくるまでの15年~30年の長期運用を想定しています。
そこで選択した投資戦略は世界の各資産クラスを投資対象とした国際分散投資です。
世界の経済成長と時間の力を借りて、リターンの平均点、年利5%~7%の資産形成を目指します。

安定志向のためサラリーマンは続けるつもりです。
子育てや自己投資に時間をあてたく、投資にべったり張り付いていません。
また、一括投資できる程の資産を持っていたり、相続の予定があったりするわけでもありません。
月々の所得からの積立で投資資金を拠出。
国際分散投資のアセットアロケーションに従って投資信託を積み立てています。

基本バイ&ホールドです。
アセットアロケーションからバランスが崩れたら、資産を売却せずに積立でリバランスを目指します。

高配当株投資はしません。
株式への集中投資になるため、国際分散投資に比べてリスクが高くなることが主な理由です。
このリスクを吸収するためにポートフォリオの現金比率を上げようとすると、投資効率が悪化します。
小金持ちを目指す資産形成フェーズにおいては不向きと考えました。
また、DIE WITH ZEROとも相性が良くありません。
国際分散投資以外の余剰資金は「将来」の配当金ではなく、若くて行動力のある「今」の自己投資と豊かな浪費に充てたいです。
キャッシュフローは稼ぐ力で改善させます。

活用している投資の税制優遇制度

iDeCoと一般NISA、ジュニアNISAといった個人が使える非課税制度をフル活用しています。
iDeCoは、20年~30年後に使用する老後資金。
NISAは、20年以内に使用する子どもの教育費や、生活防衛資金で不足した高額出費に備えるお金に位置付けています。

つみたてNISAではなく一般NISAを選択したのは、

  • つみたてNISAでは購入できる投資信託が限られて、非課税投資枠内で国際分散投資がかなわないこと(NISA口座開設時の理由です。積立額を引き上げた現在は株式をNISA口座、債券とリートを特定口座で購入しています)
  • 一般NISAはつみたてNISAより年間で拠出できる非課税枠が大きいこと(早期に大きな資金を非課税で運用できること)
  • つみたてNISAは売却すると非課税枠が消失していくこと(最大800万円から漸減すること)
  • つみたてNISAは実質20年間に及ぶ証券会社縛りになること(一般NISAは5年間)

が理由です。

夫婦それぞれNISA口座で月々10万円を積み立て。
NISAの年間拠出上限額120万円をきっちり使い切っています。
加えて、子供のジュニアNISAに月々6万6千円を積み立て、1月のみ+8,000円。

リバランスは、積み立てたNISA口座内の資産を売却することなく、特定口座(課税口座)内で追加投資することでメンテナンスしています。

見直し

2021年~:一度にリバランスするのではなく、月々の積立金額を調整することでリバランスを目指すことにしました(つみたてリバランス)

一方、iDeCoでは、夫婦ともに月々1万2,000円を積み立て(年間14万4,000円)。
勤めている会社に企業型確定給付年金の制度があるため、これが掛金の限度額です。
(2023年12月より月々2万円に限度額が引き上がる見込み。合わせて積立額を増額予定)

私だけ特定口座内で積み立てている月々15万円を加え、NISAとiDeCoとを合わせて、一家で年間約600万円を投資に拠出している計算になります。

私と妻
  • 一般NISA:月々10万円の積立(年間120万円)×2人
  • iDeCo:月々1万2,000万円の積立(年間14万4,000円)×2人
私だけ
  • 特定口座:月々15万円の積立(年間180万円)
子供2人
  • ジュニアNISA:月々6万6,000円の積立+1月だけ8,000円(年間80万円)×2人

購入している投資商品(ポートフォリオ)

NISAもiDeCoも、特定口座でもインデックスファンドを購入しています。
資産クラスは下記の8つです。

  1. コア
    1. 日本株式
    2. 日本リート
    3. 先進国株式
    4. 先進国債券
    5. 先進国リート
    6. 新興国株式
  2. サテライト
    1. 米国株式(S&P500)
    2. 全世界株式

債券やリートを組み込むことで、株価下落時における資産の縮小軽減を図っています。
投資の成否は少しでも元手を大きくすること(リターン)ではなく、必要な時に必要額を準備できること。
そのためには「継続」が重要で、価額変動幅(リスク)を抑えたいと考えています。
尚、日本債券と新興国債券は社会的情勢による長期的なインフレと金利上昇を警戒して購入していません。

また、サテライトに位置付けている米国株式と全世界株式は、集中投資したい誘惑に打ち勝つための精神安定剤的な位置付けで、その積立額は家族全体のポートフォリオから見ると2%に過ぎません。
国際分散投資と米国株や全世界株式への集中投資の資産評価額の推移を、比較しながら見届けたいと考えました。

個別株に積極的に投資しようとは考えていません。
例外でイオンの株を100株購入しようかと検討中です。
自宅から最寄りのマックスバリュでの買い物がお得になる株主優待カードを得るためです。

2023年においては以上のように、シラタキ家は日常生活で仕組みで倹約し、積立投資で将来に備えています。
冒頭にも書いた通り、これがベストとは考えていなくて、これからもお金について勉強し見直していこうと考えています。

シラタキ
シラタキ

アウトプットすることで、私自身の頭の整理にもなりました。
みなさんもご自身の節約と投資法を書き出してみてはどうでしょう?

投資と節約におすすめのサービス

老後資金や子供の教育費など、将来のお金の不安を無くすには、長期での積立投資がひとつの解決手段になると思います。
ポイントで今の生活を節約しながら積立投資できる楽天証券がおすすめです。

楽天証券公式サイト では、
  • 楽天証券のメリットのおさらい
  • 現在開催中の口座開設キャンペーンの確認

ができます。
口座開設は無料ですので、まずは少額やポイント投資で投資の第一歩踏み込んでみてはいかがでしょう。

シラタキ
シラタキ

改悪続きの楽天経済圏ですが、それでもサービスと使い勝手はトップ水準だと感じています。
複数の証券口座を利用してみて再認識しました。
我が家は全員、楽天証券をメインの証券口座として利用し続けています。

また、投資資金の捻出にはスマホ代の節約が有効です。
生活の幸福度にほとんど影響無く節約できるはずです。

楽天モバイル公式サイト では、
  • 現在開催中のキャンペーン情報の確認
  • 手持ちのスマホの動作確認状況チェック
  • 自宅や職場等の生活圏が楽天回線エリアかの確認

ができます。
節約が気になったこの機会に検討してみてはいかがでしょう?

シラタキ
シラタキ

シラタキ家では夫婦揃って楽天モバイルへ乗り換え。
乗り換え前に比べて夫婦合算で年間10万円のスマホ代を節約できました。

3,000円程度で高速データ通信使い放題は魅力的に感じています。

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