
30年後の老後資金、20年以内に訪れる子供の大学進学に備え、長期運用を想定して投資信託を積み立てています。
サラリーマンの本業があるため投資にべったり張り付くことはできません。
様々な投資商品の中から投資信託を選択しました。
NISAとiDeCoの両税制優遇制度を活用。
節税しながらの資産形成を図っています。
2019年から本格的に投資を始め、この記事を書いている2020年4月までの1年4ヶ月間継続してきました。
まだ投資期間が短いこと、積み立てた期間が今振り返ると高値圏にあったことから、コロナショックの一番底を契機に元本割れしました。
正直に言って、日に日に減っていく資産評価額を見て動揺しました。
しかし、投資を止めようとは思いませんでした。
これまで通り積立投資のペースを維持し、淡々と積み立ていこうと気持ちを切り替えました。
3つ理由があります。
1つ目は投資の目的がハッキリしていたから。
2つ目は、今のサラリーマン生活を送りながらその目的を達成するためには、投資が最も適していると考えているから。
最後の3つ目が、投資戦略に沿った投資信託選びができているからです。
今回は子供がいるサラリーマン家庭のシラタキ家が実践している「投資信託選び」を紹介します。
決して自分が実践している投資信託選びが多くの人に適している正解とは思っていません!
それぞれの事情や投資目的、戦略に合った選び方があるはずです。
コロナショックを機に投資を始めた方など、投資経験が短い人にとって、投資信託選びのヒントになれれば嬉しいです。
全世界投資を想定した投資信託選び
シラタキ家が実践しているのは全世界を投資対象としたアセットアロケーション(資産配分)投資です。
株式、債券、リート、それぞれの国内と海外とでポートフォリオを組んでいます。
国内株式、海外株式(先進国と新興国)、国内債券、海外債券(先進国のみ)、国内リート、海外リートの7つのアセットです。
比率は、株式:債券:リート=60:30:10です。
サラリーマン個人投資家の中で、おそらくリスク回避重視型の投資スタイルでは?と思います。
それでも利回りを確保できるように、アセット毎に単一ファンドを購入。
その購入する単一ファンドは管理費用の安さを重視しています。
尚、NISAもiDeCoも、それぞれの口座内での投資信託選びは同じ考え方です。
アセットアロケーションに従って、それぞれでポートフォリオを組んでいます。
具体的なイメージができるよう、楽天証券のiDeCo取扱商品を例に、投資信託の選び方を書きまとめることにしました。
おおまかな流れは下記の通りです。
- 資産タイプ単位でざっくり除外
- アセット内でファンドを除外
- 残ったファンドを選択
定期預金とコモディティを除外
現在の低金利と将来のインフレを考慮すると、元本確保型商品の「定期預金」よりも元本変動型商品へ投資した方が良いと考えました。
また、元本変動型商品の中でも、管理費用が高い割にはリスクが高過ぎると考えた「コモディティ」は、アセット丸ごと選択対象外にしました。
国内株式/海外株式/国内債券/海外債券/国内リート/海外リート/バランス型/ターゲットイヤー型
バランスファンドを選択肢から除外
バランスファンドを利用せず、自分で単一ファンドを選択してオリジナルのポートフォリオを組みます。
バランスファンドは、自動でリバランスしてくれるというメリットはあるものの、管理費用が割高です。
単一ファンドだと自分で買い揃えないといけないし、リバランスがひと手間ですが、1回の設定で自動的に複数のファンドを積み立ててくれますし、リバランスもやっても年数回なので、惜しまない労力だと考えます。
同様の考え方で、ターゲットイヤー型も除外です。
国内株式/海外株式/国内債券/海外債券/国内リート/海外リート
アクティブファンドを選択肢から除外
ここまでは資産タイプ毎に除外してきましたが、ここからはアセット内でファンドを除外していきます。
まずは、アクティブファンドを除きます。
管理手数料が高い。長期で考えると株価指数の連動を目指したインデックスファンドの方が適していると考えました。
これでインデックスファンドだけが候補として残ります。
除外して残ったファンドの選択肢
- 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド
- たわらノーロード 日経225
- たわらノーロード先進国株式
- インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式))
たわらノーロード国内債券
⇒これしか残らないので決定
- たわらノーロード先進国債券
- たわらノーロード先進国債券(為替ヘッジあり)
- インデックスファンド海外新興国(エマージング)債券(1年決算型)
三井住友・DC日本リートインデックスファンド
⇒これしか残らないので決定
三井住友・DC外国リートインデックスファンド
⇒そもそもこれしかないので決定
全米株式を選択肢から除外
アメリカが経済の中心ですが、母国ではない一国の株式をポートフォリオに組み込むのはリスクかなぁと考えました。
数%の割合で持つことも考えましたが、先進国の株式を買うことで、必然的にアメリカの株式も買っていることになりますしね。
- たわらノーロード先進国株式
- インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式
⇒アセットアロケーションで、先進国と新興国の双方の株式をポートフォリオに組みたいため、これらで決定
管理費用が安いファンドを選択
あとは残ったインデックスファンドの中から管理費用の安いファンドを選びます。
- 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド
- たわらノーロード 日経225
TOPIX連動か日経225連動のどちらか。ここはもう好みのような気もしますが、TOPIX連動の「三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド」が、若干、管理手数料が安い。
残るは海外債券のアセットのみです。
- たわらノーロード先進国債券
- たわらノーロード先進国債券(為替ヘッジあり)
- インデックスファンド海外新興国(エマージング)債券(1年決算型)
数十年後、為替がどうなっているのか当てようがないため、管理費の安さを優先し、為替ヘッジ「なし」を選択。
新興国債券は、インフレや暴落時にアセットアロケーションが機能するのか懐疑的。他のアセットに比べ管理費が高いのも気になり、ポートフォリオに組み込みませんでした。
以上の流れで、選択できた投資信託はこちら。
株式比率は全体の60%
三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド
先進国:たわらノーロード先進国株式
新興国:インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式
債権比率は全体の30%
たわらノーロード国内債券
先進国:たわらノーロード先進国債券
リート比率は全体の10%
三井住友・DC日本リートインデックスファンド
三井住友・DC外国リートインデックスファンド
冒頭でお伝えした通り、コロナショックの一番底で資産評価額がマイナスに転じたわけですが、私たち人類は新型コロナウイルスを克服するでしょうし、再び世界は経済成長するでしょう。
そんな未来に期待しつつ、今はこのポートフォリオで淡々と積み立てです。。

投資信託選びは最終的にはご自身の判断で!
楽天証券は投資信託の商品ラインナップが豊富。
全世界投資のポートフォリオを組める上、アメリカ一極集中や全世界株式分散など、選択肢の幅が広がります。
さらに、節約しながら将来に備えることができます。
- 楽天カードクレジット決済で投資信託の積立可能
- 楽天スーパーポイントでポイント投資ができる
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シラタキ家も、楽天証券に夫婦のNISA口座、こどものジュニアNISA口座を開設し、積立投資を実践中です。
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