
FEELCYCLE「BB2 MTGX」は、中級者向けボディバーンシリーズで、オランダのDJ兼音楽プロデューサーのMARTIN GARRIX(マーティン・ギャリックス)とフィールサイクルがコラボレーションし、レッスン曲にマーティンギャリックスの楽曲のみを使用したアーティストプログラムです。
初回の提供期間は2019年7月30日(火)~9月30日(月)でした。
提供が終了した現在は、過去のプログラムを期間限定で提供されるイベント「RESURRECTION」や、FEELANYWHEREで受講可能です。
使用するハンドルポジションはポジション2とポジション3のみ。
ダンベル1曲を含み、ダンベルの後に2曲ある全11曲構成です。
セットリスト全体がまるでフェス。
マーティン・ギャリックスのメロディアスでドラマチックなEDMサウンドを存分に楽しめるセットリストに仕上がっていると思います。
強度の高さを理由にアーティストコラボレーションのプログラムを敬遠していた人にもオススメのレッスンです。
BB2 MTGXの強度
直近のBB2ヒットシリーズやFEEL NOWの同程度の強度に感じました(並強度)。
他アーティストプログラムと比較しても抑え目だと思います。
ポジション3ランがあるもののカウント短め。
ポジション3ダブルタイムの登場場面も限られ、ほぼリズムです。
難しい動きとしては、ダイヤモンドとエルボーダウンのコンビネーション、ポジション3ラン直後のプッシュエルボーライト&レフトくらい。
ただ、立ちこぎが多いため、立ちこぎが苦手な人は強度以上の負荷を感じやすいかも。
強度や難度の低さから、マーティン・ギャリックスの音楽を楽しむことに重きをおいたセットリストだと思います。
アーティストコラボレーションでは通常のプログラムでは味わえないストイックさを求めている人にとっては、少し物足りないかもしれません。
走破のポイント
空回り注意
前述通り、強度も難度も高くないことから、普段からBB2をこなせている人にとって走破自体は難しくないはず。
それほど速くない座りこぎダブルタイムで、曲の雰囲気から勢い余って空回りしがち。
曲調的にビートはキャッチしやすいと思うのでずれたらすぐに補正を。
最初から全力OK
と言ってもそんな飛ばせるポイントはほとんど無いですが、、後半に向けて余力を残しておく必要は無いと思います。
1曲あたりの長さも短めなので、苦手な動作があったとしても早く終わります。
勢いでも何とかなるセットリストなので、疾走感溢れる曲に合わせてガンガン攻めましょう。
ダンベルの動作の移り変わりは「縦」↓↑
初見で???となっちゃいそうなのがダンベル。
これは頭で考えちゃうと余計に混乱してしまうやつで、「縦」↓↑に変わっていくとだけ覚えておいて、後は体で流れを覚えるのがコツ。
この後の「各曲の動作と強度」で具体的に説明しています。
各曲の動作と強度
🚲01
In the Name of Love / Martin Garrix & Bebe Rexha
3:18
[P2↓P3↑× RH:BPM134]
[TAP IT BACK / ELBOW DOWN]
立ちこぎポジション3でタピバとエルボーダウンのセット。
開始後しばらくして立ちこぎポジション3。
1セット目は、エルボーダウン2カウント。
ドロップでタピバ。
2セット目は、エルボーダウン2カウント。
ドロップでタピバ。
3セット目は、エルボーダウン2カウント。
タピバ。
ドロップでタップ&エルボー。

立ちこぎだとエルボーダウンでの腹筋へのアプローチがかけづらいため、座りこぎの時より気持ち肘を内側の深いところまで引いてみると良いかも。
🚲02
Don’t Look Down / Martin Garrix feat.Usher
3:43
[P2↓P3↑× DT:BPM128]
[ELBOW DOWN / STANDING FAST]
ダブルタイムでエルボーダウン、スタンディングファストのセット。
ダブルタイムスタート。
1セット目は、エルボーダウン4カウント→2カウント。
ドロップでスタンディングファスト8カウント。
2セット目は、エルボーダウン4カウント→2カウント→ライト&レフト。
ドロップでスタンディングファスト4カウント。
🚲03
Turn Up the Speakers (Radio Edit) / Afrojack & Martin Garrix
3:03
[P3↑× RH:BPM128]
[PUSH UP / BACK TO UP / BACK TO PUSH]
プッシュアップとバックトゥアップとバックトゥプッシュのセット。
開始まもなく立ちこぎポジション3。
1セット目は、ドロップでプッシュアップ2カウント→4カウント→ドロップで2カウント。
2セット目は、バックトゥアップ4カウント。
ドロップで4バック2プッシュ。

バックトゥプッシュは、しっかり4カウントまでバックしてから低い姿勢のままプッシュアップへ移れるとスムーズ。
🚲04
Scared to Be Lonely / Martin Garrix & Dua Lipa
3:40
[P3↑× RH:BPM138]
[ELBOW DOWN / DAIAMOND]
エルボーダウンとダイヤモンドのセット。
1セット目は、エルボーダウンライト&レフトシングルカウント。
ドロップでダイヤモンド+エルボーダウンライト&レフトシングルカウント。
2セット目は、エルボーダウンライト&レフトシングルカウント。
ドロップでダイヤモンド+エルボーダウンライト&レフトシングルカウント。
エルボーダウンライト&レフトシングルカウント。
ドロップでダイヤモンド+エルボーダウンライト&レフトシングルカウント。
🚲05
Animals (Radio Edit) / Martin Garrix
2:56
[P2↓P3↑× DT:BPM128]
[PUSH UP / ELBOW DOWN / P3RUN]
ダブルタイムでプッシュ&エルボー、エルボーダウン、ランのセット。
ダブルタイムスタート。
1セット目は、プッシュ&エルボー2カウント。
エルボーダウンライト&レフトシングルカウント。
ポジション3ラン32カウント。
座ってダブルタイムへ減速しながら、プッシュ&エルボー2カウント+エルボーダウンライト&レフトシングルカウント。
2セット目も、プッシュ&エルボー2カウント。
エルボーダウンライト&レフトシングルカウント。
ポジション3ラン32カウント。
座ってダブルタイムに減速しながら、プッシュ&エルボー2カウント+エルボーダウンライト&レフトシングルカウント。
🚲06
Ocean (Martin Garrix & Cesqeaux Remix) / Martin Garrix feat.Khalid
3:42
[P3↑P2↓× RH:BPM150]
[PUSH UP / TAP IT BACK / TAP & PUSH]
立ちこぎでプッシュアップとタピバ、タップ&プッシュのセット。
1セット目は、プッシュアップ4カウント。
タピバ。
プッシュアップ2カウント。
ドロップでタップ&プッシュ→ダブルタップダブルプッシュ。
一旦座って再び立ちこぎポジション3。
2セット目は、プッシュアップ2カウント。
ドロップでタップ&プッシュ→ダブルタップダブルプッシュ→タップ&プッシュ。

プッシュアップ2カウントが他の曲でのシングルカウント並みに速い。
ダウンから上体を戻しきらず、気持ちダウンしたところを起点にプッシュアップを繰り返すとリズムに追いつきやすい。
🚲07
There for You (Bali Bandits Remix) / Martin Garrix & Troye Sivan
3:12
[P3↑× RH:BPM126]
[SIDE TO SIDE / BACK TO UP / BACK TO SIDE]
バックトゥアップとサイサイのセット。
開始まもなく立ちこぎポジション3。
1セット目は、バックトゥアップ4カウント。
ドロップでサイサイ。
バックトゥアップ4カウント→2カウント→4カウント。
ドロップでサイサイ。
2セット目は、バックトゥアップ4カウント。
ドロップでバックトゥサイド4カウント。
🚲08
Pizza / Martin Garrix
4:15
[P2↓P3↑× DT⇒RH:BPM128]
[ELBOW DOWN / ELBOW DOWN KEEP / STANDING FAST / TAP IT BACK]
ダブルタイムでエルボーダウンキープ、エルボーダウン、スタンディングファスト。
最後にリズムでタピバのセット。
ダブルタイムスタート。
1セット目は、エルボーダウンキープ32カウント。
エルボーダウンオフビート8カウント→4カウント。
ドロップでスタンディングファスト4カウント。
すぐさま再びエルボーダウンキープ80カウント。
エルボーダウンオフビート4カウント→2カウント。
ドロップでスタンディングファスト4カウント。
リズムへ減速し、立ちこぎポジション3。
2セット目はタピバ。

序盤はエルボーダウンオフビートの8カウントが登場。
なかなか目にすること無いので初見は戸惑うかも。
🚲09
Summer Days / Martin Garrix feat.Macklemore & Patrick Stump
2:43
[↓:BPM114]
[DUMBBELL]
トライセプス、チェストプレス、アームカール、プルインのセット。
トライセプス4カウント。
残りは、トライセプス→チェストプレス→アームカール→プルイン→アームカール→チェストプレス→と、2カウントで曲の最後まで延々と繰り返します。
縦に表すとこんな感じ(1~6は移り変わる順番です)
トライセプス
1↓ ↑6
チェストプレス
2↓ ↑5
アームカール
3↓ ↑4
プルイン

一連の流れを体に叩き込めたら、次は前の動作の最後に次の動作の初期位置に移動できるようになれるとスムーズ。
🚲10
No Sleep / Martin Garrix feat.Bonn
3:27
[P3↑× RH⇔DT:BPM128]
[TAP IT BACK / P3DT]
タピバ、ポジション3ダブルタイムのセット。
開始まもなく立ちこぎポジション3。
1セット目は、タピバ。
ドロップでポジション3ダブルタイム32カウント。
一旦座って再び立ちこぎポジション3。
2セット目も、タピバ。
ドロップでポジション3ダブルタイム64カウント。

タピバでは肩、腕、手を脱力。
お腹のバネを意識して。
🚲11
High on Life / Martin Garrix feat.Bonn
3:50
[P2↓P3↑× DT:BPM128]
[ELBOW DOWN / P3RUN]
ダブルタイムでエルボーダウンとランのセット。
ダブルタイムスタート。
1セット目は、エルボーダウン4カウント→2カウント。
ドロップでポジション3ラン32カウント。
2セット目は、エルボーダウン2カウント→4カウント。
ドロップでポジション3ラン64カウント。
BB2 MTGXのセットリスト
🚲01
In the Name of Love / Martin Garrix & Bebe Rexha
[TAP IT BACK / ELBOW DOWN]
↓
🚲02
Don’t Look Down / Martin Garrix feat.Usher
[ELBOW DOWN / STANDING FAST]
↓
🚲03
Turn Up the Speakers (Radio Edit) / Afrojack & Martin Garrix
[PUSH UP / BACK TO UP / BACK & PUSH]
↓
🚲04
Scared to Be Lonely / Martin Garrix & Dua Lipa
[ELBOW DOWN / DAIAMOND]
↓
🚲05
Animals (Radio Edit) / Martin Garrix
[PUSH UP / ELBOW DOWN / P3RUN]
↓
🚲06
Ocean (Martin Garrix & Cesqeaux Remix) / Martin Garrix feat.Khalid
[PUSH UP / TAP IT BACK / TAP & PUSH]
↓
🚲07
There for You (Bali Bandits Remix) / Martin Garrix & Troye Sivan
[SIDE TO SIDE / BACK TO UP / BACK TO SIDE]
↓
🚲08
Pizza / Martin Garrix
[ELBOW DOWN / ELBOW DOWN KEEP / STANDING FAST / TAP IT BACK]
↓
🚲09
Summer Days / Martin Garrix feat.Macklemore & Patrick Stump
[DUMBBELL]
↓
🚲10
No Sleep / Martin Garrix feat.Bonn
[TAP IT BACK / P3DT]
↓
🚲11
High on Life / Martin Garrix feat.Bonn
[ELBOW DOWN / P3RUN]
BB2 MTGX 受講後振り返り

FEELCYCLEライフをサポートするアイテムを10アイテム選びました。
私が実際に使ってみて、友人へおすすめできると思ったものばかりです。
積極的に新しいアイテムを試して、こちらのおすすめも随時更新していきます。
リリース前の投稿
「BB2 MTGX」のレッスンリリース前に下記のような予想投稿をしてました。
アーカイブとして残しています。
「BSWi Hous 2」リリースに続いてのビッグニュース。
オランダのDJ兼音楽プロデューサーのMARTIN GARRIX(マーティン・ギャリックス)とフィールサイクルがコラボレーションした特別プログラム「BB2 MTGX」のリリースが発表されました。

提供期間は2019年7月30日(火)~9月30日(月)
予約開始は2019年7月12日(金)20時頃です。
最近の「BB2 Sigala」の人気ぶりを見てると、マーティン・ギャリックスとなるとさらに受講の競争率が上がるんじゃないかと思います。
運良く受講する機会が巡ってきたら、こちらでレポを書きたいと思います。
BB2 MTGXの強度予想
直近のアーティストコラボレーション特別プログラムやBB2シリーズの傾向を見ると、ゴリゴリのストイックな内容というより、強度が極端に高くもなく低くもない曲が続く印象です。
アーティスト特有の楽曲の世界観を楽しんでもらえることを優先し、おそらく「BB2 MTGX」も抑え目の強度(中強度~高強度)になるのではないでしょうか。
予想を裏切り、同じEDMの「BB2 DVGT」のような超強度だったとしても挑戦してみたいです。
BB2 MTGXのセットリスト予想
こちらも直近のアーティストコラボレーション特別プログラムの傾向から、ダブルタイムや立ちこぎが多いセットリストになるのではと思っています。
フェス映えする楽曲たちはランとの相性が抜群なので、直近では控え目な印象のランがしっかり盛り込まれてそうです。
使用曲は、2019年7月10日にリリースの日本限定ベストアルバム「Martin Garrix Experience」収録曲からの採用がメインになるのではという予想です。
「BB2 Sigala」のようにミックス形式だとめちゃテンション高くこげそう。
アルバム「Martin Garrix Experience」収録曲はこちら。
🎧01
So Far Away – Martin Garrix & David Guetta feat.Jamie Scott & Romy Dya
🎧02
There for You – Martin Garrix & Troye Sivan
🎧03
Scared To Be Lonely – Martin Garrix & Dua Lipa
🎧04
In The Name Of Love – Martin Garrix & Bebe Rexha
⇒ビルドアップではタピバ、ドロップではダイヤモンドをやってそう。
🎧05
Don’t Look Down – Martin Garrix feat.Usher
⇒ドロップでポジション5ダブルタイムでエルボーダウン2カウントオフビートやってそう。
🎧06
Pizza – Martin Garrix
⇒めちゃめちゃ、ドロップでポジション3からのポジション2のランしてそうじゃないですか?
🎧07
Byte – Martin Garrix & Brooks
⇒ドロップでスタンディングファストかなぁ。
🎧08
Forever – Martin Garrix with Matisse & Sadko
⇒これまたランランしてそう。
🎧09
Together – Martin Garrix & Matisse & Sadko
🎧10
Hold On & Believe – Martin Garrix feat.The Federal Empire
🎧11
WIEE – Martin Garrix feat.Mesto
🎧12
Sun Is Never Going Down – Martin Garrix feat.Dawn Golden
🎧13
Spotless – Martin Garrix & Jay Hardway
🎧14
Welcome – Martin Garrix & Julian Jordan
🎧15
Make Up Your Mind – Martin Garrix & Florian Picasso
🎧16
Scared To Be Lonely (Brooks Remix) – Martin Garrix & Dua Lipa
🎧17
Scared To Be Lonely (Acoustic Version) – Martin Garrix & Dua Lipa
🎧18
There For You (Bali Bandits Remix) – Martin Garrix & Troye Sivan
🎧19
So Far Away (Osrin Remix) – Martin Garrix & David Guetta feat.Jamie Scott & Romy Dya
とまぁ、公式プレイリスト公開前からあれこれ妄想してます。
Apple Musicでアルバムのプレイリストも公開されてましたが、投稿時点(2019年7月7日)で試聴できる曲が限られているようです。
アルバム収録曲ではないですが、個人的には♪Gold Skiesや♪Oopsや♪Helicopterあたりが採用されてると嬉しいんですけどね。。
良曲揃いなのでどんなラインナップになっても楽しめそうな予感がします。
レッスンリリースとともにプレイリストの発表も楽しみです。
【7月10日追記】公式プレイリストが公開されました!
予想通り「Martin Garrix Experience」収録曲が多い印象ですが、リミックス曲を採用したり、♪Animalsをしっかり入れてるところ、本当にセレクトがうまいです。
ラストソングは♪High On Lifeかぁ。これでラン有り確定ですね。
プレイリストを見るとフェス感満載のラインナップです。
ますます楽しみになってきました。
現在提供中のプログラムの楽曲
最後に、、Martin Garrix(マーティン・ギャリックス)に馴染みが無いというフィールサイクルユーザーへ。
これまでもマーティン・ギャリックスの楽曲はフィールサイクルのプログラムに度々採用されてきました。
きっと一度はレッスンで耳にしたことがあるはず。
現在提供中のプログラムに使用されている楽曲をまとめてみました。
【BB1 Hit 10】Break Through the Silence
Martin Garrix & Matisse & Sadko
「BB1 Hit 10」のダンベル前、トライアル泣かせの本曲。
プッシャンエルボーのシングルカウントを1度だけでなく2度もぶっ込んでくる、初心者にとっての関門です。
【BB2 Hit 16】Now That I’ve Found You
Martin Garrix feat.John & Michel
「BB2 Hit 16」のラストソングに採用されている楽曲です。
楽曲の疾走感がランとマッチしていて、ヘトヘトになったマインドを奮い立たせてくれます。
【BB2 Comp2】 Dreamer (Nicky Romero Remix)
Martin Garrix
「BB2 Comp1」のダンベル前に採用されている楽曲です。
ビルドアップで徐々にボルテージが上がっていく様をエルボーダウンシングルで表現、ドロップでランに繋げるセットはシンクロMAX。
【BSBi Hous 1】Tremor (Radio Edit)
Dimitri Vegas, Martin Garrix & Like Mike
「BSBi Hous 1」の1曲目。
立ちこぎポジション3でのワンハンドプッシュアップというストイックな幕開けを演出。
こうやって、これまでの採用曲を振り返ると、強度の高めの楽曲が多い印象です。
「中強度」予想を撤回しようかな。。
みなさんはどんなセットリストを期待していますか?
コメント