
FEELCYCLE「BB2 Hous 3」は、全身の脂肪燃焼を目的とした中級者ボディバーンシリーズで、レッスン使用曲にハウスミュージック、エレクロ、トランスのみを採用したプログラムの第三弾です。
後述する通り強度の高さからなのか(結果的に人気のベテランインストラクターさんになるからなのか)、予約が埋まりやすい人気のプログラムの1つです。
BB2 Hous 3の強度
直近のBB2ヒットシリーズと比べても明らかに高い強度です。(超強度)
こぎ終えて振り返ると、こんなん誰がこぎ切れるの?と疑問に思えてくる程の超人向けセットリスト。
まず、ポジション3ランが登場する曲が、4曲目とダンベル前とラストソングにしっかり配置されています。その脇をかためるのが高速ダブルタイムの曲たち。立ちこぎダブルタイム中のプッシュアップやクラウチングまで、ラン以外でも消耗ポイントが盛り沢山です。
加えて、BSBかよ!と突っ込みたくなるくらいの、後半ダンベル以降の腕へのアプローチ感。肘位置高めの休憩無しダンベルに始まり、立ちこぎプッシュアップ祭り、高速ダブルタイムでのプッシュアップ。。
セットリストを見るだけで、ラストソングで腕も脚も悲鳴を上げているのが容易に想像できます。
走破のポイント
まずは全体像の把握から(飛ばし過ぎない)
初見での走破はまず無理なセットリストだと思います。他の超強度のプログラムと同じく、まずは全体像の把握から。
下手すると痛めちゃうレベルなので、より万全な体調と事前ストレッチで臨みましょう。
慣れるまでは、ランをダブルタイムに置き換えたり、クラウチングのバウンドを多少許容したりして良いと思います。(それでもしっかりとした強度だと思います)
体幹を最大限活かす
完走して体力、腕力、脚力が余ることはほぼ無いと思います。
強度が比較的低い序盤から体幹でしっかり支え、無駄な消耗の抑制を。ひとつひとつの積み重ねが後半の完走に影響してきます。
仕上げに忠実ダブルタイム
他のプログラムだと忠実にダブルタイムをこいだ上で動作を組み上げていくことを提案していますが、「BB2 Hous 3」の場合は、ダブルタイムの継続自体が高難度なので、プッシュアップやエルボーダウン等の動作を優先した方が走破に近付きやすいのではと考えました。
各曲の動作と強度
🚲01
More Than You Know – Axwell Λ Ingrosso
3:23
[P3↑× RH⇒DT:BPM123]
[PUSH UP / TAP IT BACK]
立ちこぎでプッシュアップ、タピバのセット。
開始間もなく立ちこぎポジション3。1セット目は、サビでプッシュアップ2カウント。間奏でタピバ。
2セット目はサビ前にプッシュアップ4カウントを挟んで、サビでプッシュアップ2カウント。
直後ビルドアップでダブルタイムに加速、ドロップでプッシュアップ2カウント。
立ちこぎダブルタイム中のプッシュアップは、体幹で支えたまま、胸をハンドルに近付けるイメージで。
🚲02
Harder – Tiësto & KSHMR feat.Talay Riley
3:13
[P3↑× RH⇔DT:BPM126]
[BACK TO UP]
バックトゥアップのセット。
ビルドアップで4バック4アップ→2バック2アップ、ドロップで立ちこぎのままダブルタイムに加速するセット。
バックトゥアップも、ハンドルに手を添える程度でバランスが取れるくらい体幹で支えられるようになると良いと思います。
🚲03
Next Escape – Viceroy feat.Patrick Baker
3:26
[P2↓× DT:BPM123]
[ELBOW DOWN OFF BEAT / STANDING FAST]
エルボーダウンとスタンディングファストのセット。
ビルドアップでエルボーダウンオフビート、ドロップでスタンディングファスト8カウント+エルボーダウンオフビートのコンビネーション。
この後にたっぷり脚力を消耗する場面があるので飛ばし過ぎないように。
🚲04
Lighthouse – Nicky Romero
4:38
[P2↓× DT:BPM128]
[PUSH UP / P3RUN / P2RUN]
プッシュアップとランのセット。
1セット目は、イントロでプッシュアップ4カウント、ブレイクダウンでプッシュアップ2カウント、ドロップでポジション3ラン64カウント。
2セット目は、1セット目の内容に加えて、32カウントのポジション2ラン、追い込みポジション3ダブルタイム64カウント。
ランで力むと軸がぶれがち。カウントの長いランでは消耗が激しいので、自然体を特に意識して。膝を引き上げて胸に近付けるイメージで徐々に加速し、軽快に推進するフォームのポイントを見つけ出したら、後はそれを継続。
🚲05
Tell Me You Love Me – Galantis & Throttle
3:10
[P3↑× RH:BPM122]
[SIDE TO SIDE / BACK TO UP / BACK TO SIDE TO SIDE]
定番のサイサイとバックトゥアップのセット。
1セット目は、サイサイ、4バック4アップ、4バック4サイド。
2セット目は、1セット目と同じくサイサイ→4バック4アップと来て、ビルドアップで2バック2アップ、ドロップで2バック2サイド。
肩だけブンブンは避けたいところ。小幅であっても、頭から腰まで同じ幅で横移動することを意識して。
🚲06
OK – Robin Schulz feat.James Blunt
3:12
[P3↑× RH⇔DT:BPM122]
[TAP IT BACK / CROUCHING]
タピバとクラウチングのセット。
ブレイクダウンでタピバ、ビルドアップでクラウチング、ドロップでクラウチングのままダブルタイムへ加速します。
2回上記セットを繰り返し、最後は高速タピバ64カウント。
長時間のクラウチングは後半に響きます。脚力に自信があるかどうかで負荷の調整を。
🚲07
Beautiful World – Blasterjaxx & DBSTF feat. Ryder
4:33
[P2↓× DT⇔SD:BPM130]
[ELBOW DOWN / P3RUN / P2RUN]
エルボーダウンとランのセット。
ブレイクダウンでエルボーダウン4カウント、ビルドアップでエルボーダウン2カウント、ドロップでポジション3ラン64カウント。
2セット目は、1セット目の内容に加えてポジション2ラン32カウント。
4曲目と同様。この後最後まで休めないのでペースの調整を。
🚲08
Moshpit – Showtek feat.GC
3:37
[↓:BPM128]
[DUMBBELL]
トライセプスとフライのみで、コンビネーションも無いシンプルなセット。
ブレイクダウンでトライセプス4カウント、ビルドアップで2カウントからシングルカウント、ドロップでフライ2カウント。
休憩無く常に両腕に負荷が掛かっている状態が続くため、腕力がゴリゴリ削られます。この後は全曲プッシュアップ有りの曲なので無理は禁物。
🚲09
Roll the Bass – Major Lazer
3:46
[P3↑× RH:BPM150]
[PUSH UP]
立ちこぎでプッシュアップ一途のセット。
開始間もなく立ちこぎポジション3。1セット目は、ビルドアップでプッシュアップ2カウント、ドロップで2ダウン2アップ。これがブレイクするまで止めてもらえません。
2セット目は、ビルドアップでプッシュアップ4カウントから始まり、1セット目と同じ内容。
ダンベルで消耗し切った両腕に立ちこぎ2ダウン2アップはなかなか。胸と背中、お腹で支えて腕に負荷が掛かり過ぎないように。
🚲10
Out of the Blue (Radio Edit) – system F
3:54
[P2↓× DT:BPM140]
[PUSH UP OFF BEAT / ELBOW DOWN OFF BEAT / PUSH DOWN KEEP]
終始高速ダブルタイムで、プッシュダウンキープを挟みつつ、プッシュアップオフビートとエルボーダウンオフビートを延々と繰り返すセット。
4分がめちゃめちゃ長く感じます。ここまで走り切った上でのダブルタイム継続は高難度。慣れないうちは無理にダブルタイムを守ろうとせず、プッシュアップとエルボーダウンを優先で良いと思います。
🚲11
Right Now – Zatox & Tatanka
3:13
[P2↓× DT:BPM75]
[PUSH UP / P3RUN]
プッシュアップとランのシンプルなセット。
ダブルタイム発進。1セット目は、ビルドアップでプッシュアップ2カウント。ドロップでポジション3ラン64カウント。
2セット目は、1セット目の内容に加えてポジション2ラン92カウントでフィニッシュ。
この曲までにランをこげる余力を残せるかが最後のポイント。今後、完走を目指すならしっかり振り返りを。
BB2 Hous 3のセットリスト
🚲01
More Than You Know – Axwell Λ Ingrosso
[PUSH UP / TAP IT BACK]
↓
🚲02
Harder – Tiësto & KSHMR feat.Talay Riley
[BACK TO UP]
↓
🚲03
Next Escape – Viceroy feat.Patrick Baker
[ELBOW DOWN / STANDING FAST]
↓
🚲04
Lighthouse – Nicky Romero
[PUSH UP / P3RUN / P2RUN]
↓
🚲05
Tell Me You Love Me – Galantis & Throttle
[SIDE TO SIDE / BACK TO UP / BACK TO SIDE TO SIDE]
↓
🚲06
OK – Robin Schulz feat.James Blunt
[TAP IT BACK / CROUCHING]
↓
🚲07
Beautiful World – Blasterjaxx & DBSTF feat. Ryder
[ELBOW DOWN / P3RUN / P2RUN]
↓
🚲08
Moshpit – Showtek feat.GC
[DUMBBELL]
↓
🚲09
Roll the Bass – Major Lazer
[PUSH UP]
↓
🚲10
Out of the Blue (Radio Edit) – system F
[PUSH UP OFF BEAT / ELBOW DOWN OFF BEAT / PUSH DOWN KEEP]
↓
🚲11
Right Now – Zatox & Tatanka
[PUSH UP / P3RUN]
おすすめの配信プレイリスト
音楽配信サービスAWAで、FEELCYCLEレッスン使用曲をマニアックな切り口でプレイリスト化し公開しています。
今回おすすめするのは「BB2 Hous 3」でも登場する「高速 TAP IT BACK」と「PUSH UP」にフォーカスしたプレイリストです。
「BB2 Hous 3」からは、「高速 TAP IT BACK」代表として6曲目の♪OK – Robin Schulz feat.James Blunt、「PUSH UP」代表として9曲目の♪Roll the Bass – Major Lazerをセレクトしています。
プレイリストは提供中のプログラムに合わせて随時更新。
AWAユーザーでなくても、誰でも30秒ずつ試聴可能ですのでチェックしてみてください!
NO TAP IT BACK, NO FEELCYCLE.

FEELCYCLE for PUSH UP lovers

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