
FEELCYCLE「BB1 TSFT」は、全身の脂肪燃焼を目的とした初級者向けボディバーンシリーズで、アメリカのシンガーソングライターTaylor Swift(テイラー・スウィフト)とコラボレーションしたアーティストプログラムです。
2019年8月にリリースされたテイラー・スウィフトの7枚目のニューアルバム「Lover」収録曲を中心に構成されているとのこと。
使用するハンドルポジションは、スタジオではポジション2とポジション1のみ。
一方、FEELANYWHEREではポジション2、ポジション3、ポジション1の3ヶ所です。
最初の4曲は練習パート、残り8曲がメインパート。
メインパートにダンベルとクランチ1曲ずつ含み、ダンベルの後に2曲ある全12曲構成です。

BB1 TSFTの強度
BB1の中でも最も低い水準だと思います。
ランもスタンディングファストも登場しません。
他のBB1が最後までこぎ切れないというFEELCYCLE初め立ての方にとっては、基本姿勢や基本動作の復習になりそうです。また、トライアルの方でも最後まで心折れずに完走できるかもしれません。運動に自信無さそうな人をトライアルに誘う時には最適かも?
一方、普段からBB2以上のプログラムを受講している人たちにとっては、明らかにこぎ足りない印象を受けると思います。
各曲の動作と強度
練習パート:スタジオ編
1曲目から4曲目まではインストラクターさんの説明を聞きつつ、基本姿勢や本プログラムに登場する動作を、真似ながら練習します。
曲は流れてますが、曲にリズムや動作を合わせることなく進行します。
説明量はおおよそ2曲分~3曲目に差し掛かる程度のため、3曲目や4曲目は聞くことなくメインパートに突入する場合もあります。
本レポートでは、こちらの練習パートで説明されるようなポイントを、メインパートの各曲の紹介の中で触れるようにします。
🚲01
I Forgot That You Existed / Taylor Swift
2:50
🚲02
Death By A Thousand Cuts / Taylor Swift
3:18
🚲03
I Think He Knows / Taylor Swift
2:53
🚲04
London Boy / Taylor Swift
3:10
練習パート:FEELANYWHERE編
🚲01
I Forgot That You Existed / Taylor Swift
2:50
[P2↓×RH⇒DT:BPM93]
[PUSH UP / ELBOW DOWN]
リズムスタート。
1セット目は、サビでプッシュアップ4カウント。
2セット目は、サビでエルボーダウン4カウント。
ダブルタイムへ加速。
曲の最後までダブルタイムを継続。
🚲02
Death By A Thousand Cuts / Taylor Swift
3:18
[P2↓↑P1↑P3↑× RH:BPM94]
座りこぎと立ちこぎを繰り返します。
リズムスタート。
開始しばらくして立ちこぎポジション2。
ポジション1へ持ち替えます。
一旦座って次は立ちこぎポジション3。
曲の最後までひたすらペダリング。
🚲03
I Think He Knows / Taylor Swift
2:53
[P2↓P3↑× RH:BPM100]
[BACK TO UP / PUSH UP]
バックトゥアップとプッシュアップのセット。
リズムスタート。
開始しばらくして立ちこぎポジション3。
サビでバックトゥアップ8カウント。
一旦座って再び立ちこぎポジション3。
サビでバックトゥアップ4カウント。
プッシュアップ2カウント。
🚲04
London Boy / Taylor Swift
3:10
[P2↓P3↑× RH:BPM158]
[SIDE TO SIDE]
サイサイのセット。
リズムスタート。
開始しばらくして立ちこぎポジション3。
サビでサイサイ。
一旦座って再び立ちこぎポジション3。
サビでサイサイ。
再度座って立ちこぎポジション3。
サビでサイサイ。
メインパート
🚲05
Cruel Summer / Taylor Swift
2:58
[P2↓× RH:BPM170]
[PUSH UP / ELBOW DOWN]
プッシュアップとエルボーダウンのセット。
リズムスタート。
しばらくペダリング。
1セット目はプッシュアップ2カウント。
2セット目はエルボーダウン2カウント。

基本姿勢は、まず、サドルの奥に座ります。
お腹を引き上げたまま背中を猫背
肩の力を抜いて軽く肘を曲げて。
プッシュアップは、ハンドルに胸を近付けて肘を横に曲げながら。
エルボーダウンは、腕にアプローチするのではなくお腹を伸び縮みさせ、腕がついてくるイメージ。
🚲06
ME! / Taylor Swift feat.Brendon Urie of Panic! At the Disco
3:13
[P2↓P1↑× RH:BPM91]
[PUSH UP]
[SIDE TO SIDE / PUSH UP]
立ちこぎでプッシュアップのセット。
リズムスタート。
サビで立ちこぎポジション1。
サビが終わったら座りこぎポジション2。
サビで再び立ちこぎポジション1。
サビが終わっても立ちこぎのまま。
次のサビでプッシュアップ2カウント。

1曲目よりゆったりしています。
肩の力を抜いてお腹に力を入れながらお尻を出さずに真上に。
立ちこぎポジション1でのプッシュアップは、無理せず軽く肘を曲げる程度に。
サイサイとプッシュアップのセット。
リズムスタート。
開始しばらくして立ちこぎポジション3。
1セット目は、サビでサイサイ。
一旦座って再び立ちこぎポジション3。
2セット目も、サビでサイサイ。
再び座って、立ちこぎポジション3。
3セット目も、サビでサイサイ。
プッシュアップ2カウント。
🚲07
22 / Taylor Swift
3:52
[P2↓× DT:BPM104]
[PUSH & ELBOW / ELBOW DOWN]
ダブルタイムでプッシュ&エルボーとエルボーダウンのセット。
ダブルタイムスタート。
1セット目は、サビでプッシュ&エルボー2カウント。
エルボーダウンライト&レフト2カウント→シングルカウント。
サビでプッシュ&エルボー2カウント+2エルボーライト&レフトシングルカウント。
2セット目も、サビでプッシュ&エルボー2カウント+エルボーライト&レフトシングルカウント。
🚲08
You Need To Calm Down (Clean Bandit Remix) / Taylor Swift
2:32
[P2↓P1↑× RH:BPM95]
[PUSH UP]
立ちこぎでプッシュアップのセット。
リズムスタート。
開始しばらくして立ちこぎポジション1。
サビでプッシュアップ2カウントを3セット繰り返します。

上半身の力を抜いてリラックス。
中盤までスタジオ編と同じです。
2セット目のプッシュアップが終わったらポジション3へ持ち替え。
3セット目は、サビでプッシュアップ2カウント。
🚲09
Shake It Off / Taylor Swift
3:39
[P2↓× RH:BPM160]
[ELBOW DOWN / PUSH & ELBOW]
[P2↓P3↑× RH:BPM160]
[ELBOW DOWN / BACK TO UP]
エルボーダウンとプッシュ&エルボーのセット。
リズムスタート。
1セット目は、サビでエルボーダウン2カウントオフビート。
2セット目は、プッシュ&エルボー2カウント。
サビでプッシュ&エルボー2カウント→ライト&レフト。
3セット目は、サビでプッシュ&エルボー2カウント+エルボーダウンライト&レフト2カウント。
エルボーダウンとバックトゥアップのセット。
リズムスタート。
1セット目は、サビでエルボーダウン2カウントオフビート。
立ちこぎポジション1。
2セット目は、サビでエルボーダウンオフビート2カウント→ライト&レフト。
一旦座って再び立ちこぎポジション3。
3セット目は、サビでバックトゥアップ8カウント→4カウント。
🚲10
The Man / Taylor Swift
3:10
[↓:BPM110]
[DUMBBELL]
チェストプレス、ショルダープレス、フライのセット。
1セット目は、サビでチェストプレス2カウント。
2セット目は、ショルダープレス4カウント→2カウント。
3セット目は、フライ2カウント→サビで4カウント→2カウント。
ショルダープレス2カウント。

休憩無しでダンベルを肩より高い位置で動作を繰り返します。
後半のフライは初心者にとってはかなりの負荷です。
🚲11
We Are Never Ever Getting Back Together / Taylor Swift
3:13
[↓:BPM86]
[CROUNCH]
クランチダウンキープとツイストのセット。
クランチダウンキープ。
サビでツイストシングルカウント。
ツイスト2カウント→サビでシングルカウント。
クランチダウンキープ。
サビでツイストシングルカウント。

足を前後同じ高さで固定し、トルクが止まるまで重くして、サドルの前方に座ります。
膝を付けて太ももの内側へアプローチを。
足が開きやすいのでしっかり閉めて。
手は頭の横。
体と足が一直線のところまでで止めます。それ以上下げると腰を痛めやすくなります。
お腹を捻るツイスト。
腕を動かすのではなくお腹を捻ることで手がついてくるイメージ。
シングルカウントは左から右へ、右から左へ、一気に。
2カウントは真ん中で1回1回止めて左右に振ります。
🚲12
Paper Rings / Taylor Swift
3:42
[P2↓× DT:BPM104]
[ELBOW DOWN]
ダブルタイムでエルボーダウンのセット。
ダブルタイムスタート。
1セット目は、サビでエルボーダウンシングルカウント。
エルボーダウンライト&レフトシングルカウント→サビでボースハンド。
2セット目は、サビでエルボーダウンシングルカウント。
BB1 TSFTのセットリスト
PRACTICE PART(練習パート)
🚲01
I Forgot That You Existed / Taylor Swift
🚲02
Death By A Thousand Cuts / Taylor Swift
🚲03
I Think He Knows / Taylor Swift
🚲04
London Boy / Taylor Swift
MAIN PART(メインパート)
🚲05
Cruel Summer / Taylor Swift
[PUSH UP / ELBOW DOWN]
↓
🚲06
ME! / Taylor Swift feat.Brendon Urie of Panic! At the Disco
[PUSH UP]
[SIDE TO SIDE / PUSH UP]
↓
🚲07
22 / Taylor Swift
[PUSH & ELBOW / ELBOW DOWN]
↓
🚲08
You Need To Calm Down (Clean Bandit Remix) – Taylor Swift
[PUSH UP]
↓
🚲09
Shake It Off / Taylor Swift
[ELBOW DOWN / PUSH & ELBOW]
[ELBOW DOWN / BACK TO UP]
↓
🚲The Man / Taylor Swift
[DUMBBELL]
↓
🚲11
We Are Never Ever Getting Back Together / Taylor Swift
[CROUNCH]
↓
🚲12
Paper Rings / Taylor Swift
[ELBOW DOWN]
BB1 TSFT 受講後振り返り
リリース前に投稿した内容
他のBB1アーティストコラボレーションプログラム「BB1 QUEEN」や「BB1 DVGT」は通常提供されてるんですが、「BB1 TSFT」の場合は期間限定なんですね。
- 提供開始:2019年11月25日(月)~2月29日(土)
- 予約開始:2019年11月8日(金)20時頃~
公式SNS上でリリース当日の提供店舗とインストラクター情報が公開されました。六本木、銀座、汐留、吉祥寺、赤坂、横須賀中央、柏、札幌の8店舗のみ。「その他スタジオでも順次リリース」とのことなので、楽しみに待ちましょう。
BB1 TSFTの強度予想
そもそもBB1のため強度は最低水準かと思います。
直近のアーティストコラボレーションプログラムは、楽曲やその世界観を大切にしたセットの傾向です。
また、しっとり曲ばかりのため、強度はかなり抑え目になるのではないでしょうか。
ゴリゴリとハードなセットは想像がつきません。
初めての方でトライアルとして受講するには適したプログラムになるかもしれませんね。
BB1 TSFTのセットリスト
BB1のため練習パートとメインパートに分かれた2部構成のセットリストになるはずです。
メインパートの1曲目はガツンとロケットダッシュを切れるような勢いある曲が選ばれるケースが多いんですが、既に公開されているプレイリストを聞いても序盤はしっとりした曲ばかりで、練習パートとメインパートそれぞれの曲数が予想しづらいと思いました。
8曲目♪You Need To Calm Downか9曲目♪Shake It Offあたりがダンベル曲っぽく、テラスハウスのオープニングでお馴染み11曲目の♪We Are Never Ever Getting Back Togetherや12曲目の♪Paper Ringsが曲数的にもラストソングのような気がします。
現在提供中のプログラム使用曲
過去に提供されていたプログラムを含めるとテイラー・スウィフトの楽曲は複数ありますが、現在提供中のプログラムの中では「BB1 Hit 9」の♪Blank Spaceのみ。
しかも、これはこぎ終わった後の上半身ストレッチ時の曲。。
そのため、RESURRECTIONの期間を除くと、テイラー・スウィフトの楽曲でフィールサイクルを楽しめるのは、今回リリースされる「BB1 TSFT」のみとなります。
期間限定とは言え、提供期間は約3ヶ月間あるため比較的受講しやすいのではないでしょうか。
私も受講しましたら、レポートとしてこちらの記事を更新したいと思います。
コメント